富士スピードウェイで開催された2019-2020 FIA 世界耐久選手権 第2戦 富士 6時間耐久レースは、10月6日（日）決勝日を迎え、期間中延べ43,300人（※）のお客様にご来場いただきました。
※10月4日（金）：4,800人（曇り）、5日（土）：11,000人（晴れ）、6日（日）27,500人（曇り）
スタートセレモニーでは、吉川壽一氏による「大書パフォーマンス」、ソプラニスト岡本知高氏による国歌独唱が行われ、富士での決勝レースがスタートしました。
レースは、TOYOTA GAZOO Racing 8号車（セバスチャン・ブエミ選手、中嶋一貴選手、ブレンドン・ハートレー選手）が、6時間で232周1,058kmを走破、母国での総合優勝と、チームとしての4連覇を達成しました。なお、最上位の日本人ドライバーに贈られる国土交通大臣杯は、中嶋一貴選手に授与されました。


【決勝レース】
● LMP1クラス
ポールポジションからスタートしたTOYOTA GAZOO Racing 8号車が終始レースをリードし今季初優勝、2位には7号車が入り、TOYOTA GAZOO Racingが2戦連続のワンツーフィニッシュとなりました。3位には1号車REBELLION RACINGが入り、今季初表彰台を獲得しました。

[LMP1クラス]　（6日21：35　正式結果）
[1位] No.8 S・ブエミ/中嶋一貴/B・ハートレー TOYOTA GAZOO Racing
[2位] No.7 M・コンウェイ/小林可夢偉/J・マリア・ロペス TOYOTA GAZOO Racing
[3位] No.1 B・セナ/G・メネーゼス/N・ナト REBELLION RACING


● LMP2クラス
RACING TEAM NEDERLAND29号車が予選7番手からの逆転を果たし優勝しました。

[LMP2クラス]　（6日21：35　正式結果）
[1位] No.29 F・バン・イアード/G・ヴァン・デル・ガルデ/N・フリーズ RACING TEAM NEDERLAND
[2位] No.37 H・タン/G・オーブリー/W・スティーブンス JACKIE CHAN DC RACING
[3位] No.22 P・ハンソン/F・アルバカーキ/O・ジャービス JOTA
※：暫定結果2位の38号車JOTAは、レース後の再車検で失格判定（審査委員会通告書No.49)）

● LMGTE Proクラス
ASTON MARTIN、PORSCHE、Ferrariによるメーカー対決のLMGTE PROクラスは、
ASTON MARTIN RACING95号車がPORSCHE GT TEAM92号車との接戦を制し、今シーズン初優勝を果たしました。

[LMGTE Proクラス]　（6日21：35　正式結果）
[1位] No.95 M・ソーレンセン/N・ティーム ASTON MARTIN RACING
[2位] No.92 M・クリステンセン/K・エストル PORSCHE GT TEAM
[3位] No.97 A・リン/M・マルタン ASTON MARTIN RACING


● LMGTE Amクラス
ポールポジションからスタートしたTF SPORT 90号車が終始リードし、クラス優勝を果たしました。
なお、日本人選手の石川資章選手とケイ・コッツォリーノ選手を擁するMR RACING70号車は、クラス4位でゴールしました。

[LMGTE Amクラス]　（6日21：35　正式結果）
[1位] No.90 S・ヨロック/C・イーストウッド/J・アダム TF SPORT
[2位] No.83 F・ペロード/E・コラード /N・ニールセン AF CORSE
[3位] No.57 B・キーティング/F・フラガ/J・ブリークモレン TEAM PROJECT 1