| <<第3戦ダイジェスト | SUPER TEC ダイジェスト>> |
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富士チャンピオンレースシリーズ第4戦、2DAYで行われたレースは波乱の天候同様、 昨年の9月26日に開催された富士チャンピオンレース第5戦は、直前に周辺を直撃した台風の影響で開催自体も危ぶまれた。 |
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ポルシェGT3カップは、第7戦が3日(土)に予選・決勝で、第8戦が4日(日)に行われるといったスケジュールになっている。
まず雨の予選でトップタイムを出したのはカテゴリー1の6 KRM 997 CUP 666に乗る山口直秋、2’06,109のタイムだ。そこにカテゴリー2トップの36 わっぱや HtR ポルシェのWappayaが続く、3番手に18 Adenau GT3 CUPのフィリップ デベサの順。第7戦の決勝は土曜日の最終レース15:40にスタートした。
ローリングスタート形式で行われるこの決勝、予選2番手の36 Wappayaがマシントラブルでグリットにつけないという波乱の幕開けになったが、他のマシンは綺麗にスタートを決め、予選順に1コーナーに飛び込んで行く。6山口に続き予選5番手からスタートの22PCJコヤマクリニック小山雅也が2番手に上がってきた。さらに後半になって徐々に差が縮まってきたものの、6山口がトップでチェッカーを受けた。
翌日の第8戦ではスタート時には雨が上がっていそうな天候だが、いつ雨粒が落ちてきてもおかしくない天候、グリットの順番は3 ワカミヤ&KRM997CUPの小島英気がポール、そこに22小山、6山口の順、15:15にフォーメーションが開始され、ローリングスタートが切られた。
3番手スタートの6山口が一周目に2番手に上がり、7周目にはトップに立ち優勝。2番手には3小島、そこに最終グリットからスタートした36Wappayaが見事な追い上げを見せ、3位に入った。
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GT3 Cup Rd.7
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GT3 Cup Rd.8
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富士Super FJ地方選手権シリーズ/富士FJ1600シリーズ第4戦は予選・決勝とも3日(土)に行われた。
土曜朝の雨の予選を制したのは2勝を上げている0 LEYJUNディープレーシング10VのOSAMU、続くのはシリーズ3位に付けているZAP HITACHI 10Vの中山雅佳、3番手には37 B-MAX-RD10VTODAのDRAGONとシリーズ争いの3台が今回もまた激しい戦いをしそうなグリッドになっている。
FJ1600ではランキングトップの3プロジェクトKKマースSK02の川村正徳が予選トップからのスタートだ。
各カテゴリー予選中の突然の豪雨で少々遅れての決勝スタートとなったが、このクラスのスタート時点では雨が上がっているかのように見えるが路面はまだウェットコンディッション。各車綺麗なスタートで1コーナーへ隊列を組んで消えてゆく。
前半では0 OSAMUがどんどん引き離して行きそうに見えたが後半になって7中山の激しい追い上げで8周目には0.442秒の差に。しかしその時には前半で降っていなかった雨がかなりの雨量になり、これ以上レースを続行するのは危険と判断され赤旗提示。12周のレースは9周終了時点で成立し終了となった。
優勝は0 OSAMU、2位は7中山雅佳、3位に37 DRAGONの順、シリーズの行方は0 OSAMUが60ポイントで一歩前に出たが、37 DRAGONが59ポイント、7中山が52ポイントでまだ行方はわからない。
FJ1600は3川村が優勝し、今季無傷の4連勝。2戦を残しているがシリーズチャンピオンが決定した。
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Super FJ
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FJ1600
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全4戦で行われるAE111クラスも折り返しを過ぎこれが3戦目、シリーズチャンピオン争いもまだまだ行方がわからない上位陣の争いとなっている。
土曜日の雨の予選でポールポジションの座を射止めたのはシリーズ3位の7 カローラ千葉EDGEμBレビンの市丸聡、そこに4 ウエタケワコーズEDトレノの太田侑弥、5 植竹ワコーズμ増島自動車トレノの小島寛之といったやはりシリーズ上位3台が決勝グリットの上位に並んだ結果となった。
決勝スタート時に小雨が落ちてきているものの、少々明るくなってきたような感じ。スタートではトップの7市丸が好スタートしそのままトップで1コーナーに入っていく、しかし4太田、5小島もそう簡単には引き離させない。1周を終えてストレートに戻ってきた時にはその3台はほぼ横並びでコントロールラインを越えていく。
3周目の1コーナーで4太田が7市丸をかわし、トップに出るが、7市丸も引き離されることもなくくらいついて行く。7周目のコカコーラコーナーの立ち上がりで7市丸が4太田をかわし、再びトップに返り咲く、しかし3位の5小島もその差1秒以内という大接戦。4位争いも熾烈で51岩崎興吾と31安藤智がそのポジションを奪い合っている。
10周のレース、トップでチェッカーを受けたのは今シーズン初優勝でポールトゥウィンを決めた7市丸だった。「ウェットの方が調子良かったので雨が酷くなってきた後半に掛けました。とても嬉しい!」とコメント。
シリーズチャンピオン争いは、表彰台に上がった3人に絞られ、最終戦で勝利を勝ち取りチャンピオンの称号を手にするのが誰なのか、第6戦AE111のレースを注目していただきたい。
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毎回混戦のN1400クラス、今回も激しいバトルが予想される。まず土曜日、雨の中の予選でトップタイムの2’20.011を出したのは90ミツワ・DL・IDIEP82の船木周一、続いて2番グリットにはシリーズランキングトップの21プロμスノコDLスターレットの大竹直、3番手スタートは78藤和ケミカルSPMμEP82の冥賀直文の順となった。
雨のスタートとなったが、各車きれいなスタートを切り直後から激しい争い、21大竹がその中を一歩抜きに出てトップを奪う。
予選5番手からスタートした33 HRP・東伸・ED・EP82の船木宏が追い上げてきて3周目まで上位4台の差は1秒以内とトップ争いが続くが、徐々に21大竹が引き離しにかかる。その一方3番手争いが78冥賀と90船木で繰り広げられていたが、78冥賀がマシントラブルで5周目に戦線離脱してしまう。
後半ではかなり雨が酷くなってきたが、10周のレースは予定どおり周回を重ね、チェッカーを受けた。優勝は21大竹直、2位には33船木宏、3位は船木周一という順になった。
レース終了後には「レース自体は前半が特に苦しかったです。雨は途中から昨日の予選と同じくらい強く振ってきました。大変でしたが勝ててとても嬉しいです」と嬉しいコメント。
このレースが始まるまではまだ混沌としていたシリーズチャンピオン争いだが、シリーズポイント2番手以下の選手が今回不調に終わり、優勝ポイント加算で21大竹直が最終戦を待たずに今回のレースでシリーズチャンピオンを獲得した。
21 大竹直が最終戦で有終の美を飾れるのか?他の選手が一矢報いることができるのか、注目したいところだ。
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ロードスターカップNA8/NB8/NCレース、土曜のウェットで行われた予選でポールを決めたはNB8クラスの77 B-MAX☆BKCEDNB8の伊藤元洋、2番手にはNCクラスの21新井μおやぢRロードスターの新井敏克、3番手スタートはNA8クラストップの5大山オートアクレMotysNA8板谷登起雄と各クラストップが総合3番手にきれいに並ぶ形になった。
日曜日の決勝スタート時点では雨が上がったようだった。各車クリアスタートで1コーナーへ進入、21新井が77伊藤の前に出たが一周を終えてコントロールラインに戻ってきた時には、予選総合4番手からスタートしたNB8クラスの11JoyアクレMotys☆NB8戸田裕一がトップで戻ってくる、そこに5板谷、21新井と続く。その後も周回を重ねるたびに、11戸田が他車を引き離しにかかり、8周のレースをトップで終えた。
NCクラスは144AquiraStanleyが0.298秒差まで追い上げるも、21新井がそのまま逃げ切り優勝。
NA8クラスの優勝は総合8番手からスタートした230 samsμNA8ロードスターの石渡幸治で3連勝、5板谷登起雄はスタートから順位をジリジリ下げるもクラス2位に踏みとどまった。
残り一戦となったこのクラスだが、シリーズチャンピオンの行方は最終戦まで持ち越した結果となっている。
総合優勝した11戸田はレース終了後「一周目で前に出られたのでかなり楽になりました。コース上はどこで滑るかわからない状態、100Rは完全に油のように光っている路面でした」と話し、かなり気を使ったレースとなったようだが、その中で勝てて嬉しそうな様子だった。
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NA8
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NB8
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NC
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ロードスターカップ NA6/NB6/DEMIO RACEクラス第3戦、予選は3日(土)の午前中に行われ、雨の中ポールを取ったのはNA6クラスの55 PTGμロードスターの鈴木哲也、そこに321 K2R ♪IDI♪ちっこいNA6の神谷慶佑が続く、NB6クラストップは総合5番手の43 ガレージIワコーズμNB6の後藤満、デミオレースクラスでは総合8番手の75 145デミオwithSKRを走らせる西山隆がトップ。
4日(日)決勝予定時刻の10:45には、スターティンググリットに各車が着いた頃から雨の勢いも増して、コース上も見えないくらいになってきた。
広い富士のコースでは、コーナーによって雨量も違うことが多いが、このときばかりは全周に渡ってかなりの雨量、セーフティカーが入りセーフティカースタートで周回を重ねていく。3周終了時に少し雨量が減ってきたのでセーフティカーがはずれ、グリーンフラッグに変わった。
好スタートを見せた3番手スタートの15コーンズIDIロードスターの毛塚広幸が321神谷をかわして前に出る。デミオレースクラスでも3番手スタートの26 バリアフリー3号デミオCVTの佐藤和洋が47 I&R Slyデミオの落合立成をかわして2番手に浮上。
レースらしくなってきたかのように見えたが、またしても雨が酷くなり、6周目にはセーフティーカーが入り、そのまま8周のレースはチェッカーとなった。
優勝はNA6クラス55鈴木哲也、2位には321神谷慶佑が入りランキングトップに浮上。NB6クラスは43後藤満だが、1台のみのエントリーのため残念ながらノーポイント。デミオは47落合立成が優勝し、シリーズチャンピオンを確定させた。
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NA6
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DEMIO RACE
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カーボーイ杯シルビアー180/MR2/N1600/NA1600/アクシオGTの5クラスが混走のこのクラス、土曜日の予選で総合トップのタイムを出したのはNA1600クラスの65 高橋商店アクレSPM・NA6を走らせる高橋和雄、2番手タイムはN1600クラスの240ガレージアネックス・μ・レビンの山口崇、続いて同じくN1600クラスの40 ASやなぎもとパッシングレビンと2台のAE86が入ってきた。
カローラアクシオクラストップはTKM Power magicの里山勉が総合タイムは4番手、シルビア-180では11 REXCELまつおかシルビアの大山雅樹がトップタイムを出し、MR2では3 MSPLアクレMOTYSMR2土取謙太郎がトップになっている。
ただし、いつものようにスターティンググリットはスタート直後の性能差を考慮したクラス別グリット。日曜日に行われた決勝では各クラス番狂わせのレースとなった。
総合では予選6番手からスタートしたNA1600クラス、73ウィナーグループIDIユーノスの小宮伸介がポジションを徐々に上げて行き、4周目にはトップに立ちそのまま総合優勝、今シーズン初勝利だ。こちらも激しい争いとなったMR2クラスでは2番手からスタートした4文祥堂AS柳本アクレMR2の阿部恵一がこちらも初優勝、N1600クラスは240 山口崇とアクシオクラスの14里山はトップからそのまま優勝、これで3連勝だ。シルビア・180クラスでは24プロμ・ミッドランド・シルビアの瀧下貴之が優勝した。
シリーズ争いではここまでで決定しているのはアクシオクラスの14里山勉、シルビア・180クラスの瀧下貴之が最終戦を待たずに決まった。他の3クラスは11月の最終戦にかかっている。
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SILVIA-180
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MR2
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NA1600
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N1600
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AXIO GT
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ROADSTAR/N1000/DEMIO(N1)クラス、激しい雨の落ちていた予選でポールを取ったのはロードスターNA6を走らせる18コーンズIDIロードスターの大野俊哉、そこに続くのはN1000クラスの7 WEDSアドバンEDヴィッツ 松浪太郎、10 オリエンタルS・ED・ヴィッツ 金谷真吾と5番手までN1000ヴィッツが続く、デミオでは唯一の車両103阿部組デミオ地震被災地がんばれのR.P.M/Hは23番手からのスタートとなっている。
決勝は日曜日の最終レース、16:20のスタートだ。このスタート時には雨はとりあえずは落ちてはいないものの、はやりコースはウェットコンディションで始まった。激しいトップ争いの1コーナーを抜け、100Rでコースオフするマシンもいたようだが、一周を終えてコントロールラインにトップで戻ってきたのはポールスタートの18大野、そこに今回は予選12番手スタートだったがシリーズポイントリーダーの1 コーンズIDIロードスター雨宮恵司がジャンプアップしてきた。
1周目には3秒差くらいだったのだが、周回を重ねるたびにその差が縮まってくる、レースも半分を過ぎるあたりで、またしてもコース上には雨が落ちてきた。全体にタイムが落ちてもくるが、トップと2番手の差も徐々に広がって、10周のレースが終わった時には、18大野、1雨宮、に続き、予選13番手から徐々に順位を上げてきた4 +1マジックロードスターの宮下進が3位でフィニッシュ。
18大野は初優勝、シリーズポイントもこれで1雨宮と同率一位で残り2戦はますます激しい戦いになりそうだ。
N1000クラスでは予選3番手スタートの10金谷が1周目に前に出てそのまま優勝、2位には3あおきみのるが入り、ランキングを2位に上げた。
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ロードスター
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N1000
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