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梅雨空の中、予選は濃霧、しかし決勝では富士山も顔をのぞかせ熱戦を後押し。 今年のシーズンも中盤にさしかかる第3戦は、梅雨真っ只中に行われた。 |
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第3戦最後の決勝レースとなったのは、16:20スタートのスターレットEP82とカルタスの一騎打ちとなっているN1400クラスのレース。夏至に近いこの時期、午前中の天気から比べるとこの時間でもかなり明るくなってきて、風もコース上と上空と逆に吹いているように雲が流れていっている。
明るくはなっているものの、黒い雲も流れているのでとにかくチェッカーまで天候がわからないという状況の中、決勝が始まった。午前中の予選でポールを取ったのは2’06.768のタイムを出した5アネックス内藤板金μEP82の水谷明彦、そこに31 MIDLANDμ日建重機82の黒須聡一、78 藤和ケミカルμEP82の冥賀直文、さらに21プロμスノコDLスターレットの大竹直、33 HRC・東伸・ED・EP82の船木宏といった強豪が揃っている。
スタートでは好ダッシュを決めた31黒須が前にでるが、2周目にはまた5水谷がコカコーラコーナーで抜き返す、そこに78冥賀もからんで激しいトップ争い、中盤でも上位4台はダンゴになってストレートを駆け抜けていく。なんとかトップは5水谷が押さえているものの、二番以下は毎周順位が代わるくらいのめまぐるしさだ。
後半で少しずつ5水谷が引き離しにかかっているかのようには見えるが、2番手は8周目に前にでた21大竹がなんとか押さえ、5水谷、21大竹、78冥賀の順で10周のレースはチェッカーが振られた。
激しい戦いを制した5水谷は「ポールで緊張して抜かされて少しホッとしました。残り全戦も頑張ります」と話していた。
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5クラス混走のこのレース、予選でトップタイムの1'55.357をマークしたのはNA1600クラス73ウィナーグループIDIユーノスを走らせる小宮伸介、シルビア・180勢のトップは総合5番手タイムの24プロμ・ミッドランド・シルビアの瀧下貴之、N1600クラスでは240ガレージアネックス・μ・レビンの山口崇がコースレコードを更新してのトップタイム、MR2では4文祥堂AS柳本アクレMR2阿部恵一、アクシオGTではTKM power magicの里山勉がトップのタイムとなっている。
このレースでは毎回お馴染みになっているスタートダッシュのマシン性能差からNA1600クラスとシルビア/180勢との間に6グリット空けてのスターティンググリット整列、霧も晴れたものの霧雨が少々落ちてきて蒸し暑くなってきた15:20にスタートが切られた。
一周を終えてトップで戻ってきたのは37四季の森歯科IDIウィナーG86の秋元優範、そこに5番手スタートの65 高橋商店アクレSPM・NA6の高橋和雄が徐々に順位を上げてきてレース中盤にはついにトップに立ちそのままチェッカーを受けた。
シルビア/180クラスでは2番手スタートの17トレジャーワン・アクレS15望月大地がオープニングラップでトップに出てそのままチェッカー、MR2ではクラス最後尾スタートの3MSPL制動屋MOTYSMR2 土取謙太郎が優勝、N1600とアクシオGTクラスではトップからスタートした240山口と14里山がそれぞれ優勝した。
総合優勝の65高橋は「疲れました!」と言いながらも嬉しさを表彰台で表していた。
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SILVIA-180
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MR2
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NA1600
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N1600
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AXIO GT
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これが開幕戦となるロードスター/N1000/デミオ(N1)クラスはこの日の決勝2番目で行われた。
朝の予選ではまだ路面はウェット状態、さらに霧も出ている中で行われたが、そんな中でポールの座に決まったのは2'09.287を出した1コーンズIDIロードスターの雨宮恵司、そこに18 コーンズIDIロードスターの大野俊哉、65高橋商店アクレSPM・NA6 高橋和雄、N1000クラスでは54KONG'sワコーズEDヴィッツの山田健が2'16.367でトップだった。
決勝では霧も晴れて来て路面もウェットからドライに近づいてきている、周囲も少し明るくなってきた。好スタートを決めた雨宮が1周目をトップで戻ってきたが、18大野も徐々に差を縮めてきた。3周目には0.3秒差にまで近づくもなかなか前には出られない。そのまま最終ラップまで好バトルを各所で繰り広げ、3番手以下を徐々に引き離し、その順位のままチェッカーを受けた。
N1000クラスではポールの54山田と二番手スタートの41DCCマルチクラフトμヴィッツの佐藤英而と毎周にわたりバトルを繰り広げている、何度もトップが入れ代わる中、最終ラップで41佐藤が前に出てレースが終了した。1雨宮は表彰台で「作戦どおりに行きました。チームメイトなので1・2取れればいいなと。今年もチャンピオンを取れるように頑張ります」とチームメイト同士嬉しい表彰台。
N1000 41佐藤は「山田さんがとても早かったので最後までわからなかったのですが、頑張りました。メカニックに感謝!です。シリーズチャンピオンを目指してこれからも頑張ります」と話していた。
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ロードスター
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N1000
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予選でポールをとったのはNB8クラスの41ガレージIワコーズμNB8八田新一、11JOYアクレMoty's☆NB8戸田裕一、77B-MAX☆BKCEDNB8の伊藤元洋が2分4秒台で続いている。
そこにNA8クラストップの5大山オートアクレMoty'sNA8の板谷登起雄の順、NCクラスでは39おやぢR・μ・ロードスターの増田真彦がトップ。朝からの天候のせいか13:30時点で気温24.5度、路面温度29度のコンディションの中、決勝レースが始まった。
全車きれいに1コーナーに消えていくがポールスタートの41八田がそのままトップで戻ってきた、しかし2番手11戸田との差もまだ0.4秒差。NA8クラスで総合7番手からスタートの230samsμロードスターの石渡幸治が好ダッシュで一周目を終える時にはクラストップ、総合3番手まで上がってくる。
NA8とNB8が入り乱れての総合争いはポールからスタートした41八田が制したが、230石渡も総合4位、クラストップでチェッカーを受けた。NCクラスも接戦で、間にNB8クラスを挟んでスタートした39増田と144 Moty's☆IDI☆雷神NCのAquira Stanleyが最終ラップまでバトルを続け、39増田が優勝した。
ポールから逃げ切り優勝した41八田は表彰台で「後ろから来る戸田選手が気になりました。全戦勝つつもりで頑張ります」と話し、NB8 230石渡は「前回はあまり競り合いにならなかったのですが、今回はそんな中で前に出られて嬉しいです」と話し、NC優勝の39増田は「前半は慎重になりすぎました。次回も頑張ります」とコメント。
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NA8
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NB8
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NC
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この日最初に行われたレースとなるこのクラス、朝一番の予選では、路面はウェット状態で霧も出ていた。
そんな中2'13.645のタイムでポールを取ったのがNA6クラス321K2R♪IDI♪ちっこいNA6神谷慶佑。そこに7大山オートabmoty'sNA6茂木文明、15コーンズIDIロードスター毛塚広幸といった前回の表彰台三人が並ぶ、NB6クラスでは10コーンズロードスターの桑野秀規、デミオでは47I&R SLyデミオ落合立成がグリット最前列を取っている。
昼前に心配された霧の中、無事に決勝スタートが切られ、1周目には3番手スタートの15毛塚がトップでストレートを戻ってきた。一旦は3番手になったポールの321神谷も3周目には2番手を取り戻す、そのままレース後半でもこの2台が好バトルを繰り広げ、0.5秒差で先にチェッカーを受けたのは15毛塚だった。NB6では10桑野がそのままトップでチェッカー、デミオでは2番手スタートの75145デミオ改withSKRの西山隆が一周目にトップに立ちそのまま周回を重ね、チェッカーを受けた。
表彰台で15毛塚は「人生初勝利なので、とても嬉しいです。若者に囲まれて世代交代する前に勝てました!」と喜びを表し、NB610桑野は霧で運転しにくかったのでは?という質問に「予選では特に運転がしづらかったです、霧が晴れたら雨が落ちてくるし・・・、次回がスタートを失敗しないように頑張ります」と話していた。
こちらも初優勝のデミオクラス73西山は「前半戦、出られなかったので勝ててとても嬉しいです、タイヤの選択に苦労しました」と嬉しいコメント。
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NB6
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NA6
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DEMIO RACE
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