INFORMATION 印刷する

2009/10/18 Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第5戦 ダイジェスト



FJ1600/スーパーFJ

 今シーズン最終戦となったこのクラス、FJ1600ではシリーズチャンピオンの可能性がある上位3台のうち2・3番手の8菊池博憲と1見栄張る週末派が出場していないので、決勝前に72WATARUのシリーズチャンピオンが決定した。
 総合予選トップになったのはS-FJクラスの9加藤智。47松井孝充、22赤堀憲臣、77DRAGONとそこに続く。FJ1600クラスではチャンピオンを決めた72WATARUが堂々のポールポジションからのスタート。決勝では全車きれいにスタートを決め、ストレートに戻ってきた時にもその順位のままだったが9加藤と47松井との差は0.020というかなりの接近戦、周回ごとにこの2台のトップが入れ替わるほど、各コーナーやストレートで激しい争いが行われている。
 三位以下を引き離しながらこの2台がレースをリードしていったが、残り4周となったところで9加藤がダンロップコーナーでスピンをしてしまい決着がついてしまった。
 総合・S-FJクラスで優勝した47松井は「ステップアップ出来るように頑張りたいです」と話し、スピンをしつつも2位に入った9加藤は「経験の差で負けました」と話していた。FJ1600優勝は72 WATARU、そこに73大岩、0渡辺と続き、4位には最後尾スタートからの63もっちが入った。


Super FJ

Rank Car No. Name
1 47 松井 孝充
2 9 加藤 智
3 22 赤堀 憲臣
4 48 松井 宏太
5 2 中嶋 修
6 55 RAIDEN

FJ1600

Rank Car No. Name
1 72 WATARU
2 73 大岩 政裕
3 0 渡辺 義人
4 63 もっち
5 28 中嶋 香子
6 54 柿島 昭一


 

ロードスターカップNA6/NB6/デミオ

 ロードスターNA6とNB6、そこに新型デミオという前クラスナンバー付マシンで争われるこのクラスも今回のレースで今年は最終戦、チャンピオン争いもこのレースまで持ち越している。
 予選では総合・NA6トップで62前田圭紀がポール、NB8では41八田新一、デミオは65望月大地がポールをとった。またこのレースでは二輪ではトップライダーで活躍しながらも不慮の事故から車椅子生活を余儀なくされ、HDXクラスカートでサーキットに復帰、さらに今回は4輪レースデビューとなる74青木琢磨が特別改造されたデミオで予選堂々の三位からのスタート、こちらもかなりの注目を集めている。
 決勝は2番手から好スタートを決めた22小林弘典がトップで一周目を戻ってくるが62前田との差はわずか。レース中盤まで上位4台が一秒以内に収まっているという激しい争いが各コーナーで繰り広げられる。NB6クラストップの41八田もこの争いに加わっていたが3周目の接触で少々順位を下げてしまうがクラス優勝は飾った。
 総合優勝した22小林は表彰台中央で「この二人(二位15毛塚、三位62前田)に連れられて速く走れました」と話し、NB6優勝の41八田は「ちょっと接触してしまいましたけれど楽しかった」との感想、デミオクラスでは66望月が優勝。


ロードスターカップNA6

Rank Car No. Name
1 22 小林 弘典
2 15 毛塚 広幸
3 62 前田 圭紀
4 42 唐木 賢司
5 5 入江 直
6 40 今井 龍太

ロードスターカップNB6

Rank Car No. Name
1 41 八田 新一
2 44 斎藤 良
3 43 後藤 満

デミオ

Rank Car No. Name
1 65 望月 大地
2 27 森茂 洋
3 74 青木 拓磨
4 75 西山 隆
5 70 古閑 宏
6 26 佐藤 和洋


 


ロードスターカップ NA8/NB8

 昨年、このシリーズで優勝しCar No."1"を持っている山形卓が今シーズン初エントリーをしてきた第三戦。
 好天に恵まれ絶好のレース日和となったこの日は上位4台がコースレコードを塗りかえるタイムを出し、ポールポジションを取ったのはNA8クラスの1山形。そこにNB8クラスの21新井敏克、77清水隆広、NA834増田真彦と続く。
 決勝では好スタートを決めた77清水がトップで1コーナーに入り21新井・34増田・1山形とこの4台のバトルが続く、一周目を終えてストレートに戻って来るときには77と21がほぼ同時に並ぶ状態。NB8クラスのこの2台がトップ争いを繰り広げている上に、NA8クラスの1山形・34増田もここに加わり、8周のレースは終始この4台が激しい争いを繰り広げる。そして最後にチェッカーを受けたのはほんの0.015秒差で77清水だった。
 77清水は今期初優勝、「ギリギリだったけれど勝てて嬉しい!シリーズ争いにも加われているので、最終戦でも頑張ります」と話し、NA8クラスで久々に出場して優勝した1山形は「昨年の事は忘れてください!(表彰台の)一番高いところに乗れるのは嬉しいです!」と喜びを語っていた。両クラスともシリーズチャンピオンの行方は最終戦まで持ち越された。


NA8

Rank Car No. Name
1 1 山形 卓
2 34 増田 真彦
3 18 大野 俊哉
4 82 森脇 晴紀
5 46 伊藤 元洋
6 8 菊池 聡

NB8

Rank Car No. Name
1 77 清水 隆広
2 21 新井 敏克
3 11 戸田 裕一
4 28 川本 康樹
5 78 赤石沢 清人
6 100 芹澤 祥宏


 

ロードスター/N1000/デミオ

 3クラス混走のこのレースは今回を含めて残り2戦、そろそろシリーズチャンピオンの行方も見えてくる。
 総合・ロードスタークラスでポールを取ったのは67サカポン。そこに14里山勉と続き、ポイントリーダーの1雨宮恵司は予選3位からのスタート。N100クラスでは11斉木秀明、27新山いわお、54山田健。デミオは103辻戸伸公、55近藤貴久の順。
 決勝では各車きれいにスタートをしたが、一周を終えてトップで戻ってきたのは14里山、1雨宮は5位に落ちていたが、そこはさすがに今シーズン全戦優勝を飾っているだけありレース中盤の5周目にはトップの座を奪い返す、しかし後半でも気の抜けない上位3台はほぼダンゴ状態、各コーナーで順位がコロコロとかわる展開。その状況でトップチェッカーを受けたのはやはり1雨宮だった。
 N1000クラスも最終ラップまで上位4台が一秒以内といったこれまたダンゴ状態で勝ったのは27新山、そこに54山田、39斉木と続いた。デミオでは103辻戸、55近藤の順。今シーズン全戦優勝でシリーズチャンピオンを決めた1雨宮は表彰台で「かなり嬉しい!年寄なんでいいかげんにしないとね〜」と笑いながらも「魅せるレースをしたいねと(表彰台の)三人で話していたけど、それが出来てとても良かった」と語っていた。


ロードスター

Rank Car No. Name
1 1 雨宮 恵司
2 67 サカボン
3 14 里山 勉
4 4 宮下 進
5 18 大野 俊哉
6 21 あすか

N1000

Rank Car No. Name
1 27 新山 いわお
2 54 山田 健
3 39 斉木 秀明
4 49 山口 浩昭
5 72 猪口 直幸
6 66 栗林 功

デミオ

Rank Car No. Name
1 103 辻戸 伸公
2 55 近藤 貴久


 


NA1600/N1600/MR2/AXIO GT

 第3戦と迎えたこのクラスは4クラスでの混走レース。予選総合トップになったのはNA1600クラスの73小宮伸介、そこに12なかむらともき・77なかむらたかひろが続く、総合5・6番手にはカローラアクシオクラスの25松井有紀夫・74Takamori.comの二台がコースレコードを塗り替えて入ってきている。7番手にはMR2クラストップの35大石重之といった順。
 好スタートを決めて前に出たのは12ともき、そこに77たかひろとの順で一周目を戻ってきた。NA1600の上位4台がダンゴ状態でトップ集団を築き各所で激しいバトル。カローラも上位2台トップ争いもかなり熾烈だ。さらにMR2の78谷田伸行と35大石も見逃せない争いをしている。
 そんな中、73小宮が7周目にストップで戦線離脱してしまい、3台での激しい争いは12ともき・77たかひろ・37秋元優範の順でチェッカーを受けた。
 カローラアクシオクラスは、見た目では同時にチェッカーを受けたようにも見られる74と25だったが、0,056秒の差で74Takamori.comが嬉しい初優勝を飾った。さらにこちらも激しい争いのMR2クラスでは78谷田が35大石をおさえ優勝。N1600クラスでは100牧口が優勝するもEG6は章典外のレギュレーションで75朝倉潤司・40柳本文彦の順となった。


NA1600

Rank Car No. Name
1 12 なかむら ともき
2 77 なかむら たかひろ
3 37 秋元 優範
4 36 わっぱや
5 31 高橋 賢一

MR2

Rank Car No. Name
1 78 谷田 伸行
2 35 大石 重之
3 41 中村 徹
4 4 阿部 恵一
5 26 藤永 雅彦

AXIO GT

Rank Car No. Name
1 74 Takamori.com
2 25 松井 有紀夫
3 16 橋本 洋平

N1600

Rank Car No. Name
1 75 朝倉 潤司
2 40 柳本 文彦


 




 

pagetop
COPYRIGHT (c) FUJI INTERNATIONAL SPEEDWAY CO., LTD.