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FJ1600
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Super FJ
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ポールはNB8クラスの新井敏克が2戦連続で獲得し、2番手はNA8クラスの大野俊哉と、それぞれのトップがフロントローに。決勝ではその2台に加え、予選4番手からスタートでひとつ順位を上げた平野濱嗣とでトップが激しく争われた。平野は4周目の1コーナーで大野をかわし、今度はトップの新井にも迫っていく。ところが、バトルが極まり過ぎたあまり……。最終ラップのプリウスコーナーで、新井に平野が追突。その脇をするりと抜けていったのが大野だった。
「粘っていて良かったです。クラス優勝だけでなく、実は総合優勝も狙っていましたので。優勝は初めて、というよりレース自体が始めてから3戦目なんです。諦めずについていたのが、良かったんでしょうね」と大野は大喜び。
その大野に続いてゴールしたのは平野ながら、レース後にペナルティとして30秒が加算され、大きく順位を落としてしまう。その結果、新井がNB8クラスで2連勝を飾ることとなった。NB8クラスの2位は清水隆弘で、赤石沢清人の猛攻を最後まで凌いで2戦連続で表彰台に上がる。NA8クラスの2位は森脇晴紀で、こちらも2戦連続の2位に。総合では5位でフィニッシュした。
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NA8
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NB8
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前回のウィナー前田圭紀が2戦連続でポールを獲得。これに続いたのは毛塚広幸ながら、その差はコンマ6秒にも。だが、前田も決勝の序盤は思いがけず苦戦を強いられる。スタートでひとつ順位を上げた小林弘典が、その勢いで2周目に逆転。とはいえ前田も遅れを取ることなく続き、4周目の1コーナーで再逆転を果たし、そのまま逃げ切ることに。
「楽なレースではありませんでした。ともあれ、連勝できてシリーズが面白くなってきました」と前田。一方、わずか2台のエントリーに留まったNB6クラスでは斉藤良が、最後までトップを譲らず。総合でも6位でゴールした。
そしてデミオレースでは、前回初登場で初優勝を飾った望月大地が、またしても予選でトップ。だが、普段はデミオN1クラスを戦う近藤貴久が同タイムで並んでおり、余談はまったく許されない状況だ。オープニングの1周だけで1秒3のリードを築いた望月ながら、4周目からガクンとタイムが落ちて、次の周には近藤の逆転を許す。「コンピュータの補正がかかって回転が上がらなくなった」のが原因だ。トップに立った近藤は、そのまま逃げ切ってクラス初優勝。「思った以上に楽しいクルマだったので、来年は……」と近藤。
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ロードスターカップNA6
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ロードスターカップNB6
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デミオ
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普段は5クラス混走での争いながら、今回はシルビアクラスのエントリーがなく、4クラスでの争いに。ポールはもちろんNA1600クラスから。小宮伸介が僅差でなかむらたかひろを従えた。だが、決勝ではなかむらが好スタートを切って、オープニングラップのうちにトップ浮上。「ギヤが入りにくくなって、そのうちアクセルあおれば入るのが分かったんですが、今度は油圧が上がってしまって」と苦境を背負いながらも2連勝となった。
一方、NA1600勢の後ろで激しいバトルを繰り広げていたのは、新カテゴリーとして2戦目のレースとなる、カローラアクシオGTクラスの2台だ。予選では松井有紀夫がTakamori.comを従えたが、決勝ではスタートに失敗。だが、松井は3周目にはTakamori.comの背後に食らいつき、その後何度も順位を入れ替え合った末に「逆転のチャンスはあると信じて走りました」という松井が連勝に成功。
総合7位でフィニッシュし、一度もMR2クラスのトップを譲らず、前回よりひとつ順位を上げたのは谷田伸行。そして、N1600クラスでは牧口博亮がトップでチェッカーを受けたが、シビックEG6のため賞典外。AE86を駆る下平明彦の優勝となって、表彰台のてっぺんに立っていた。
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NA1600
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MR2
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AXIO GT
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N1600
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開幕戦の耐久レースを含め、ここまで3戦全勝の太田侑弥が勝てば、最終戦待たずにタイトル獲得の王手をかけて挑むことに。予選ではいつものように決勝に向け、タイヤを温存すべく最小限の周回でタイムを出して、早々とピットに。終わってみれば、唯一2分2秒台をマークし、ポールポジションを獲得。強敵の小島寛之、市丸聡、本吉正樹を封じ込めた。
決勝では市丸が好スタートを切って、フロントローの2台を中央突破しようとしたが、小島を抜くのが精いっぱい。太田に対しての抵抗は、それまでだった。オープニングラップのうちに差を広げていく太田がスタンド前に戻って来ると、市丸との差は2秒3にも及ぶことに。一方、3番手に浮上していたのは予選5番手だった矢口真吾ながら、背後には小島、本吉が続いていた。そして、4周目の1コーナーで小島が矢口の前に出ると、上位のバトルは終了。それぞれ単独での走行となった。そして、独走の太田は4年ぶりに王座獲得。
「単純に嬉しいです。今年は何か運がある。S耐でもトップだし、NA1600のなかむら選手とWタイトルもありそう(笑)。最終戦はシビックレースと重なるので、富士チャンは今年これが最後です」と太田。まさに勝ち逃げの格好となった。
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年をまたいで4連勝、今年も早々とチャンピオンに王手をかけている大竹直だが、ポールだけはまたも奪えず。みかもとひろしが3戦連続で大竹を抑えた。決勝でも大竹を従える形でレースを開始したみかもとながら、即座に反則スタートとの判定が下され、ドライビングスルーペナルティで大きく順位を落とす。その前にトップに立っていた大竹が一気に逃げるかと思われたが、岩崎興吾が予想以上の健闘を見せた。
一時は岩崎が前に出たほどで、またバトルが激しくなったことで終盤には水谷明彦も、これに加わるように。大竹の王座決定を阻止できる立場にいながら、予選でピットロード速度超過のため、3番手のグリッドをフイにしていた水谷。それでも9番手から激しく追い上げ、最終ラップにはついに大竹に続く2番手に浮上する。ゴール前の直線でも激しい攻防が繰り広げられたが、辛くも大竹が逃げ切りに成功し、シリーズ2連覇を達成した。
「最後はタイヤが厳しかったんですが、それはみんな一緒と信じて。2連覇を達成できて純粋にホッとしています。長くレースをやりたいと思って今のスタンスなので、基本的には来年もこのクラスで。最終戦で完全制覇を狙います」と大竹。
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Golf GTI Cup
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Lupo GTI Cup
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