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ロードスターカップNA6
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ロードスターカップNB6
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デミオ
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ポールポジションはNB8クラスの新井敏克が奪うも、2番手はNA8クラスの増田真彦が獲得。2列目グリッドにも赤石沢清人と森脇晴紀、異なるクラスのドライバーが並ぶなど、1.8Lバージョンは2クラス実力伯仲を感じさせた。
オープニングレースに引き続き、小雨降る中での決勝は、まず予選5番手の清水隆弘がロケットスタートを決めて、新井と増田に続く3番手で1コーナーをクリア。コカコーラコーナーでは増田の前に出て、この周はヘアピンで抜き返されてしまうが、2周目には再びコカコーラコーナーで逆転。一方、背後でこのふたりが争う間に、しっかりギャップを築いていたのは、もちろんトップの新井。そのまま逃げ続けて、やがて独走態勢に。「こういう(ウエット)コンディションは大好きです! 05年に一度チャンピオンを獲っていますが、復活を果たせたので、今年は王座奪還を狙います」と新井。
一方、増田は途中からクラス違いの清水と激しく争うのを、あえて避けた感も。確実に高得点を稼ごうというのは、ディフェンディングチャンピオンらしい作戦といえる。クラス2番手は森脇ながら、間に赤石沢が挟まっていたから、無理をする必要もない。もっとも森脇にしてみれば、1周でも早く前に出て増田に迫りたい。懸命にチャージを重ねるが、なかなか逆転は許さず。最終ラップに抜いてきたものの、2秒半ほど早く増田が先にチェッカーを受けていた。
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ロードスターカップNA8
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ロードスターカップNB8
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開幕戦の耐久ラウンドでなかむらたかひろと組み、総合優勝を飾っている太田侑弥がポールを獲得。その脇に並んだのは昨年のチャンピオン、小島寛之。このふたりのみ2分7秒台を記録し、他を圧していただけに、決勝での激しいマッチレースが期待された。
しかし、そんな予想に反して予選3番手の矢口真吾がスタートで素早く飛び出し、ふたりの間を突破してトップに浮上。そのまま逃げたいところだが、「ハイどうぞ」と許してくれるほど猛者ふたりは甘くない。最終コーナーを立ち上がった段階で、矢口の背後に着けていた太田はスリップストリームを使って、コントロールラインを超える前にトップに浮上。2周目には小島も前に出る。
レース序盤を盛り上げた矢口ながら、中盤には溝口司、松井有紀夫、市丸聡が争いつつ迫ってくる。今度は3番手争いが激化か、と思う間もなく7周目のコカコーラコーナーで、矢口はスピン。順位を落とした後、戦列を離れる羽目に。
大きく遅れを取ることなく、トップ浮上のチャンスを小島は待ち続けるも、太田もミスをまったく冒さず。最終ラップに小島がファステストラップをマークしてコンマ5秒差まで迫ったのが、最大の抵抗だった。「しっかり確実に走りました」と語る太田が2連勝。矢口こそ欠けたが、最後まで激しく続いた3番手争いは、市丸が制すことに。これに松井、溝口の順で続いてチェッカー。
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富士FJ1600/Super FJ選手権シリーズ第2戦
開幕戦で上住道人が総合優勝を飾ったスーパーFJは、今回関西からの遠征がなく、エントリーはわずか3台。代わって主役の座を射止めたのはFJ1600のふたりだった。昨年のチャンピオン、見栄張る週末派が久々の参戦でポールを奪い、これにWATARUが続いてスーパーFJの赤堀憲臣を従える。
決勝を間近に控え、もう雨はやんでいたからスリックタイヤの装着も視野に入れられたが、グリッドに並ぶ直前にポツリと来たから、結局レインタイヤを全車が装着。そして、予選同様、見栄張るとWATARUによる激しいバトルが演じられることに。オープニングラップは見栄張るが制すも、3周目の1コーナーでWATARUが逆転。4周目までは毎ラップ、1コーナーでふたりはトップを入れ替え合った。だが、5周目からファステストラップをWATARUは連発し、やがて見栄張るを引き離すことに。
「スリックで行けばよかった」と見栄張るは後悔するも、後の祭り。WATARUが久々の勝利を大差で飾ることに。「見栄張るさんが、えらい勢いで迫ってくるから大変でしたが、最後はすっきり走れました」と笑顔を見せた。総合3位でゴールしたのは赤堀で、これがスーパーFJでの初優勝、全体のファステストラップも記録した。これに続いたDRAGONがスーパーFJの2位を獲得。FJ1600の3位は麓悠太郎で、初めて表彰台に上ることとなった。
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FJ1600
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Super FJ
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富士FJ1600/Super FJ選手権シリーズ第3戦
FJが富士チャンピオンレースから飛び出し、シリーズ第3戦を開催。開幕戦に続いて鈴鹿からスーパーFJの遠征もあり、大いににぎわいを見せた。その鈴鹿で負けなしの快進撃を重ねる、西本直樹とR&D09Vが富士初レースにも関わらず、ポールを獲得。レコードタイムも更新し、同じマシンに急きょスイッチして、久々登場の06年FJ1600チャンピオンでもある、神子島みかに1秒以上の差をつけた。FJ1600ではWATARUがトップで、総合6番手。クラス2番手は見栄張る週末派が獲得している。
決勝でも素早く飛び出した西本がオープニングラップだけで1秒2のリードを確保、そのままアクセルを緩めることなく逃げ続ける。逆に神子島にはスタート早々、シフトリンケージの留め具が破損するハプニングがあり、ペースを上げたくても上げられなくなっていた。このふたりが単独走行だったのに対し、激しく3番手を争っていたのが三浦純とDRAGON。しかし、差を広げつつあった三浦が8周目にスピン、いったん抜かれた赤堀憲臣こそすぐ逆転したものの、DRAGONに再び迫ることはできなかった。
西本は7周目にレコードを再更新し、1分52秒651をマーク。最後は13秒差で神子島を振り切った。「コースにだいぶ慣れたせいで、レコードも更新できました。今のところ勝率100%で、自分でも怖いぐらいです」と、自身も納得の走りができたようだ。
一方、FJ1600はWATARUが序盤のレースを一歩リードしたが、スーパーFJの一台に行く手を阻まれるうちに、見栄張るや菊地博憲、渡辺義人の接近を許してしまう。中盤からは激しいトップ争いが繰り広げられ、それぞれ何度もポジションを入れ替え合った。再び一歩前にWATARUが出たのは、ラスト2周。菊地と見栄張るの2番手争いが激しくなったからでもある。チェッカー直前、見栄張るは横に並んで前に出かけたが、あとコンマ03秒及ばず。菊地が2位を獲得した。「スーパーFJに引っかかるし、1コーナーのブレーキングはいけてないし、100Rの踏みが足りないし……」と、WATARUは連勝にも今ひとつ納得がいかなかったようだ。
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FJ1600
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Super FJ
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ロードスターは今年からN1000、デミオとの混走で争われるように。もちろん、タイム差は歴然で、3クラスほぼ整列する格好となった。総合のポールはロードスターの雨宮恵司で、2番手のあすかを1秒以上引き離した。N1000はナリタダイスケがトップで、これに続いたのが新山いわお。そしてデミオは連覇を狙う、近藤貴久がトップだ。決勝の頃には路面もライン上は乾いて、セミウェットと言うべき状態に。となれば、ポールを含め、奇数順の方が有利。
案の定、2番手のあすかは出遅れ、何とかポジションは保ったものの、雨宮は早々と逃げの構えで、逆に金澤健太ら5台が背後にピッタリ。1周で3秒ものリードを奪い、誰のプレッシャーも受けずに済むようになった雨宮が、そのまま逃げ続けたのとは対照的に、2番手争いは最後まで壮絶に繰り広げられた。3周目には高橋和男が2番手に浮上、めまぐるしく順位は入れ替わるのだが、高橋だけは不動。最後はディフェンディングチャンピオンの里山勉に迫られたものの、逆転は許さず。その激闘を尻目に大差をつけて優勝の雨宮は「前回の耐久と合わせて2連勝は大きいですね。タイヤ選択がうまく決まったのが、一番の勝因です」と語っていた。
N1000は新山がオープニングラップの「100Rの外側から、ちょっと強引に(笑)」ナリタを抜いて、早々とトップに浮上。ロードスターのスリップストリームを使うことで稼いだ序盤の貯金が、大きくモノを言うことになった。ナリタは3周目まで2番手に着けていたが、斉木秀明の逆転を許してからは、じりじりと離されてしまう。逃げ抜いた新山はN1000での初優勝となった。そして、デミオでは近藤のひとり舞台。最初から最後までトップを譲らず、R.P.M/Hを大きく引き離して今季初勝利をマークすることとなった。 ロードスターは今年からN1000、デミオとの混走で争われるように。もちろん、タイム差は歴然で、3クラスほぼ整列する格好となった。総合のポールはロードスターの雨宮恵司で、2番手のあすかを1秒以上引き離した。N1000はナリタダイスケがトップで、これに続いたのが新山いわお。そしてデミオは連覇を狙う、近藤貴久がトップだ。決勝の頃には路面もライン上は乾いて、セミウェットと言うべき状態に。となれば、ポールを含め、奇数順の方が有利。
案の定、2番手のあすかは出遅れ、何とかポジションは保ったものの、雨宮は早々と逃げの構えで、逆に金澤健太ら5台が背後にピッタリ。1周で3秒ものリードを奪い、誰のプレッシャーも受けずに済むようになった雨宮が、そのまま逃げ続けたのとは対照的に、2番手争いは最後まで壮絶に繰り広げられた。3周目には高橋和男が2番手に浮上、めまぐるしく順位は入れ替わるのだが、高橋だけは不動。最後はディフェンディングチャンピオンの里山勉に迫られたものの、逆転は許さず。その激闘を尻目に大差をつけて優勝の雨宮は「前回の耐久と合わせて2連勝は大きいですね。タイヤ選択がうまく決まったのが、一番の勝因です」と語っていた。
N1000は新山がオープニングラップの「100Rの外側から、ちょっと強引に(笑)」ナリタを抜いて、早々とトップに浮上。ロードスターのスリップストリームを使うことで稼いだ序盤の貯金が、大きくモノを言うことになった。ナリタは3周目まで2番手に着けていたが、斉木秀明の逆転を許してからは、じりじりと離されてしまう。逃げ抜いた新山はN1000での初優勝となった。そして、デミオでは近藤のひとり舞台。最初から最後までトップを譲らず、R.P.M/Hを大きく引き離して今季初勝利をマークすることとなった。
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ロードスター
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N1000
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デミオ
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みかもとひろしがポールを奪い、昨年のチャンピオン、大竹直を抑えたものの、N1400の決勝は予選とは一転して限りなくドライコンディションに。これを見越したタイヤ選択が、まさに勝負の鍵を握ることとなった。もはやイン側グリッドであってもハンディにはならないとあって、そのままラインを変えずに大竹は1コーナーにアプローチ。そして、みかもとをかわしてトップに立つ。予選4番手の本田泰章も船木周一をスタートで抜いて、ポジションを上げる。
オープニングラップ終了時の大竹、みかもとの差はコンマ08秒。だが、みかもとはスリップストリームから抜け出すまでには至らず、1コーナーの我慢比べに勝ち続けたのも大竹だった。一方、その後方では激しい3番手争いが繰り広げられていたが、3周目にグループのリーダーとなったのは予選16番手だった斎藤和実。しかし、翌周には水谷明彦に抜かれ、さらに黄旗提示中の追い越しがあったため、ドライビングスルーペナルティを命じられてしまう。
みかもとにワンチャンスが訪れたのは7周目。1コーナーでトップに立つも、大竹も踏ん張ってコカコーラコーナーで再逆転。そのまま逃げ切って、昨年の最終戦から続く3連勝を飾った。「ドライ用のタイヤを選んでいたので、降って来たらアウトでした」と大竹。みかもとに続く3位は水谷で、終盤は後続を完全に引き離していた。4位は予選11番手だった堀口和也が獲得。
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