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2008/7/13 Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 ダイジェスト



ロードスターレース

この日最初のスケジュールとなるロードスターレース第二戦予選はNA6CEのワンメイクで行われる。前回の第1戦ではあいにくの雨となってしまったが、今回の天候は大丈夫そうだ。
20分間行われた予選では次々とコースレコードをマークするマシンが多くみられ、さらに参加台数の半分が一秒以内という激戦になった中、ポールを決めたのが15星野宏元、65高橋、21あすかという順位に決まった。
決勝では三番手スタートの21あすがが好スタートを切り、15星野と並んで1コーナーに入る。そこに予選7番手の1雨宮も好スタートでトップ争いに加わり、10周のレースで毎周回順位が変わるという大激戦で、最後にトップでチェッカーを受けたのは1雨宮だった。


決勝リザルト
Rank No. Name Machine
1 1 雨宮 恵司 コーンズIDIロードスター
2 21 あすか SEI・高橋自動車ロードスター
3 44 わがままミチオ君 Team44ロードスター
4 47 サカボン 高橋商店μサカMW☆NA6
5 15 星野 宏元 +1AxisNUTEC☆NA6
6 65 高橋 和雄 高橋商店WMオベロンMmNA6
7 51 高橋 みつお 高橋商店オベロンWMロードスター
8 5 入江 直 広島高潤なおしおるぐユーノス
9 17 宮下 進 +1アクシスミューテックNA6
10 0 金沢 健太 コーンズミドリ薬局ロードスター


 

AE111

やはり今回が第二戦となるAE111クラス。予選トップの座についたのは7市丸聡。
20分間のセッションの中、徐々に気温も上がっていき、時間の半分が経過した頃には、クールダウンのために各車ピットに一度入るなどの作戦をとってはみたが、前半に出した7市丸のタイムに届くことなく、7市丸、0宮崎、5小島の順になった。
決勝は激しいトップ争いは7市丸と0宮崎の間で繰り広げられるが、その背後にもポイントを持つドライバーたちも接戦で付いている、3周目に0宮崎がトップの位置につけるものの、今度は2・3番手争いで7市丸と5小島の激しいバトルが毎周繰り広げられる。
一位となった0宮崎は「一杯一杯でしたね、もう少し差が広げられるかと思ったのですが」とコメントをしている。


決勝リザルト
Rank No. Name Machine
1 0 宮崎 敏 IDI・G-mao・MDトレノ
2 7 市丸 聡 C千葉カストロールμDLレビン
3 5 小島 寛之 ウエタケプロμエボ轟商会トレノ
4 28 矢口 真吾 ALPHA IDI カローラ
5 90 本吉 正樹 千自総大ロフティPハートトレノ
6 35 植村 泰樹 アムロED・M十稲村瓦店レビン
7 46 溝口 司 グラスラ甲府ラムズ・エボレビン
8 31 安藤 智 島田鈑金・岩新自動車レビン
9 99 山田 和正 誠屋エンドレスレビン
10 91 窪田 範明 ミツワ自・DL・IDI・レビン


 

ロードスターカップ

このレースは4クラスが混走となり、今回は52台のエントリーのため、7台が予選落ちとなるロードスターカップレース。
予選では序盤にコースレコードをマークしたNB8Cクラスの29松本朋樹が総合トップでポールを獲得。上位9台がNB8Cクラスが締める中、NA8Cクラストップの1山形卓が総合5番手の位置に入っている。
決勝ではスタートで45台のマシンきれいに1コーナーに消えてゆく。しかし二周目には1コーナーで77清水がトップを奪うがその後も各所でトップ争いの大バトルが繰り広げられる。
トップ三台の争いは77清水・29松本・49加藤となり、最後まで目が離せない中、この順番でチェッカーを受けた。
NA8Cクラスは6周目には二番手に6秒差まで広げた1山形の優勝、NA6CEクラスは22小林宏典、NA6Cクラスは41八田新一という結果だ。



予選リザルト
Class Rank No. Name Machine
NB8C 1 77 清水 隆広 郷田鈑金☆屏風浦工業μ☆NB8
  2 29 松本 朋樹 YRC☆SEIRANμNB8
  3 49 加藤 大善 コーンズIDIロードスター
NA8C 1 1 山形 卓 大山オートアクレ四足金魚NA8
  2 39 草野 俊博 EJ☆ニッシン EDNA8
  3 8 菊池 聡 ドライダー☆ロードスターμ
NA6CE 1 22 小林 弘典 ジョイファストIDI☆NA6
  2 3 宮崎 健一 大山オートアドバンアクレNA6
  3 14 小笹 哲律 プラスワンアオキAxisNA6
NB6C 1 41 八田 新一 郷田鈑金ワコーズμロードスター
  2 44 齋藤 良 郷田鈑金ワコーズμロードスター


 

N1400

全車EP82となったこのクラスでは、予選で終始好タイムをマークしていたのが29小山雄一、二番手の11白井利明もコンマ二秒差ですぐ後ろにつけている。
決勝は三番手スタートの21大竹直が好スタートを決め1コーナーまでにトップを奪う、一周回ってスタンド前を走り抜ける時には21大竹・29小山・71殿村・11白井がほぼ横一直線に並んでコントロールラインを横切るという最初から大バトルとなった。
21大竹がトップの位置を守るものの、中盤数周では29小山もトップにつける。ラスト二周となったときに21大竹が抜き返し、そのままチェッカーを受けた。
21大竹のコメント「トップ争いは毎回大変なクラスのレースですが、今回はたまたまその中に加われました」


決勝リザルト
Rank No. Name Machine
1 21 大竹 直 プロμスノコDLスターレット
2 29 小山 雄一 IDI・ZEP東播スターレット
3 71 殿村 憲弘 アムロEDスノコ スターレット
4 11 白井 利明 K'sヒロ☆SPMIDIEP82
5 27 小林 哲也 アルファ IDI スターレット
6 46 吉井 豊 アルテックス・CRUXEP82
7 86 村田 達哉 アムロED百万石スターレット
8 69 阪本 真人 ZEPwinma×スターレット
9 15 あおき みのる KMS西砂タイヤワコーズ82よ
10 22 みかもとひろし IDI松田良ZEPワコーズ82


 

FJ1600

今回が第3戦となるFJ1600クラス、ここまでのポイントリーダーとなっている1見栄張る週末派が午前中の予選でもポールポジションという好位置に付け決勝レースを迎える。
決勝ではこのレースでも始まる直前にコースの場所によって雨が落ちてきたようだがウェットというほどにはなっていなかった。
レースは四番手スタートの2小島雅也がスタートダッシュを決め、一度は1見栄張る週末派を抜くものの、どうしてもトップにはたてない、1見栄張る週末派、2小島、0渡辺義人の順でチェッカーを受けた。
1見栄張る週末派のコメント「雨が降ってきたので少しでも早いうちにタイムを出しておこうと思った」2小島のコメント「前回は大差で負けたけれど、今回、少しは近づけました」


予選リザルト
Rank No. Name Machine
1 1 見栄張る週末派 スクーデリアメルモSK96ED
2 2 小島 雅也 HondaRacing02ED
3 0 渡辺 義人 TRSエクシズSK96ED関口
4 3 瀬川 健児 EMSM1plutoSK96
5 11 麓 悠太郎 BP・RGE・マナティ
6 37 関根 正人 DLPタツミレーシングSK96
7 54 柿島 昭一 IbF TEC SK91 ED
  29 松川 亮 RGE・マタティ・のりもの塾
9 63 もっち デジスポーツSK02
10 7 高梨 寛也 WRS KMS FV95


 

AE101/MR2/N1600/NA1600/SILVIA

4クラス混走となるこのレース、予選総合トップとなったのは NA1600クラスでAE111に乗る36わっぱや、二番手には同じクラスでNA6CEを走らせる77なかむらたかひろが付いた。
決勝は各車グリットに付く頃に突然の雨が落ちてくる。すぐに上がったがコースの場所によってはかなり水が溜まっていたところもある。しかしタイムスケジュールが多少遅れたものの無事にスタートは切られた。
一周目のダンロップコーナーで77なかむらがトップを奪う、しかし次の周回ではまた36わっぱやが奪いかえすという好バトルを魅せていた。
結果は36わっぱやが総合&NA1600クラス優勝、AE101では64杉岡謙広、MR2は7秋葉康隆、シルビアは96岡田竜也となった。



決勝リザルト
Class Rank No. Name Machine
NA1600 1 36 わっぱや わっぱやWAKO'Sレビン
  2 77 なかむら たかひろ SHOWUP大御神Egユーノス
AE101 1 64 杉岡 謙広 LET'sユーキ産業μレビン
MR2 1 7 秋葉 康隆 CAC・EVOLEX・MR2
  2 41 中村 徹 AS柳本IDIパッシングMR2
SILVIA 1 96 岡田 竜也 プラスワン青木岡田BPシルビア
  2 32 手塚 広 キャラセコンドスズバンシルビア


 

N1000/DEMIO

唯一シリーズを飛び出し、6月のザ・ワンメイクレース祭と併せて行われたN1000/デミオ。
ヴィッツを12台、デミオを2台集めた中で、初めてのポールを奪ったのは、昨年のチャンピオン・深沢雅文車を手に入れたナリタダイスケ。これにコンマ2秒差で船木宏が続き、当の深沢は「新しいクルマのシェイクダウンだったから」と9番手に甘んじた。デミオのトップはR.P.M/Hで、総合6番手に割って入った。
決勝レースはあいにくの雨模様。それもかなりの勢いであることから、セーフティカーの先導による、いわゆるSCスタートで開始されることに。2周かけてタイヤにしっかり熱が加わったところで、SCが離れてバトルモードに突入。
すぐに船木がナリタに迫るも、1コーナーでの逆転はならず。3周に渡って船木を抑え込んだものの、最終コーナーで並ばれ、7周目の1コーナーでナリタはトップをついに明け渡してしまう。しかも、ナリタは100Rでスピンを喫し、6番手へと後退。逆に同じ周、3番手に上がっていたのが深沢だ。激しい追い上げの勢いそのままに、今度はてらだただしとともに船木へと迫る。
その後も3台での攻防は続くも、ファイナルラップで船木がやや遅れ、最後はてらだと深沢の一騎討ちに。そして、寺田が逃げ切りに成功。
「後半はレース慣れている方が上位に来てくれたので、安心してバトルに集中できました。万が一スピンしても、突っ込まれることはないでしょうから(笑)」とてらだ。N1000での初優勝に満足そう。2位の深沢に続いたのは、最終ラップで船木を抜いた山田健だった。
一方、デミオはR.P.M/Hが優勝。一時、総合でも3番手を走ったものの、1コーナーでのコースアウトが響いて総合では5位に。それでも、もう一台のデミオ勢、近藤貴久を一歩もよせつかなかった。


予選リザルト
Class Rank No. Name Machine
N1000 1 2 てらだ ただし CAエボレックスIDIヴィッツ
  2 7 深沢 雅文 WedsアドバンEDヴィッツ
  3 54 山田 健 KONGsワコーズEDヴィッツ
  4 39 船木 宏 DUNLOP・東伸合板VITZ
  5 50 辻戸 伸公 ピーエーブル阿部組 ヴィッツ
  6 24 ナリタ ダイスケ RSアクティブEDヴィッツ
  7 25 佐藤 英而 マルチクラフトBeeヴィッツ
  8 56 佐藤 優 さとう整形外科・EDヴィッツ
  9 45 村田 賢 IDI+α悠翔ヴィッツ
  10 16 篠原 憲生 イワヤRSアクティブVitz
DEMIO 1 103 R.P.M/H JFE電制WM阿部組デミオ


 

 

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