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2006/11/19Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第6戦 結果



AE101/SILVIA/MR2

AE101

5クラスの混走となっているこのレースでAE101のエントリーは8台。ここまでのシリーズポイントランキングは5朝倉潤司が40pでトップ、同率2位につけている太田侑也は今回参加していない、同じく2位の1石川真人にとっては逆転の絶好のチャンスとなっている。予選を制したのはラスト一分のところでタイムを出した5朝倉がポールを獲得、74黒田慎二、1石川と続く。決勝では、クラスポール・総合7番手からスタートした5朝倉だが、オープニングラップで5番手に上がったものの、3週目にマシントラブルでピットに入ってきてしまい順位を落とす。ここで変わってトップに出た74黒田が今シーズン初めての優勝となった。74黒田は「今シーズンはマシンが壊れたりして何度か辞めようかと思っていたくらいだったけど、回りの皆が頑張ってくれてようやく勝てた」と表彰台中央で喜んでいた。シリーズチャンピオンは5朝倉となった。


第6戦ランキング
Rank Name
1 黒田 慎二
2 服部 正幸
3 下川 朗
年間ランキング
Rank Name
1 朝倉 潤司
2 太田 侑弥
3 石川 真人
4 黒田 慎二
5 服部 正幸
6 オカヤストシユキ
7 下川 朗


SILVIA

今シーズンを通して、結局2台しかエントリーが無かったシルビアだが、毎戦白熱したバトルが繰り広げられこれまでの3戦中、71千代田秀夫が2勝、97西田広一郎が1勝。まだ西田の同率一位チャンピオンの可能性も残されて望む最終戦。予選ポールを取ったのは、総合でも18番手のタイムをたたき出した97西田。雨がひどくなった予選でもその座を渡すことなくチェッカーを受けた。シリーズチャンピオンも獲得した西田は「雨に助けられた。シルビアクラスももっと台数が増えてレベルが上がることを望んでいます。来シーズンも頑張ります」と嬉しい感想を述べていた。


第6戦ランキング
Rank Name
1 西田 広一郎
年間ランキング
Rank Name
1 西田 広一郎
2 千代田 秀夫


MR2

いまだに根強い人気のあるミッドシップスポーツ車のMR2、最終戦には6台のマシンがエントリーしている。これまでのポイントランキングは40柳本文彦の40p、そこに中村徹が20pと追う。予選を制したのは88谷田伸行、2番手に40柳本と2秒近くの差をつけてのポールとなった。決勝ではスタートラップでジャンプアップを決めた40柳本が一周目で戻ってくるとクラストップ・総合でも2番手のポジションに上がってきた。そのまま逃げ切り嬉しい優勝でのシリーズチャンピオンも手中に納めた。2位は41中村、3位に2加藤孝数が入った。


第6戦ランキング
Rank Name
1 柳本 文彦
2 中村 徹
3 加藤 考教
年間ランキング
Rank Name
1 柳本 文彦
2 中村 徹
3 加藤 考教

富士チャンピオンレースシリーズ
チャンピオンが決定!!




2006年11月19日、冬の足音がすぐそこまで来ている富士スピードウェイで、富士チャンピオンレース第6戦が行われた。2006年シリーズは、開幕戦の耐久レースもポイントの対象となり、全てのクラスが全5戦で争われた。すでにFJ1600とロードスターカップの3クラスについては、第5戦が最終戦だったために、この日は残りの10クラスのチャンピオンが決定した。

同日レース終了後に、2006年シリーズ年間表彰式が行われ、'05年シリーズ表彰式を上回る参列者、来賓の方々で富士スピードウェイのクリスタルルームは熱気に満ちあふれていた。
大会組織委員会 田代委員長のご挨拶、大会審査委員会 福士委員による総評に続き、富士モータースポーツクラブ(FMC)鈴木会長のご発声により乾杯が行われ、しばし歓談となった。

開場では、今年も更にグレードアップした料理や飲み物が来賓はもとより、受賞者や参列者が食べきれないほど用意され、表彰式に華を添えた。

表彰はFJ1600より順に行われ、受賞後のインタビューでは、ライバルとのレースシーンを振り返るなど、互いの検討を讃え'07年シリーズに向けての豊富を語った。なお、受賞者には、昨年同様トロフィーなどの他に、年間を通じて富士チャンピオンレースにご協賛頂いております各社より、豪華な副賞が手渡された。全てのクラスの表彰が無事終了し、しばし歓談となったところで、記念撮影をしたり、この一年のレースを振り返り会話はつきることはなかった。

宴もたけなわとなったところではあったが、大会組織委員会 田代委員長の中締めとなり、無事'06年シリーズ表彰式が無事お開きとなった。

ロードスターレース/AE111

ロードスターレース

第5戦までを終えてのシリーズトップは7マナブの60ポイント、これに続いているのが15星野宏元の44.5ポイント、坂田竜一44ポイントとなって迎えた最終戦。小雨模様のウェット路面で予選ポールをとったのは1雨宮恵司だった。昼からの決勝は完全に雨が降りだした中でのスタートとなる。スタートを抑えた1雨宮に、2番手スタート15星野と4番手からスタートした13高塚が2台並んで一コーナーに入る。コントロールラインに戻ってきた時にはトップが1雨宮、2番手に4位からスタートした13高塚、3番手が15星野の順。3番手スタートだった44的場は順位を下げてしまっていた。毎周回1雨宮と13高塚の激しい首位争いが続き、6周目にはストレートで13高塚が抜かすもヘアピンで1雨宮が抜き返す。ほぼ同タイムで周回を重ねていた2台だが、ラスト2ラップで雨宮が高塚を押さえきり、トップでチェッカーを受けた。1雨宮は「楽しいレースが出来た。ようやく勝てて嬉しい」と話していた。


第6戦ランキング
Rank Name
1 雨宮 恵司
2 高塚 和
3 里山 勉
年間ランキング
Rank Name
1 マナブ
2 星野 宏元
3 坂田 竜一
4 高塚 和
5 里山 勉
6 的場 通夫


AE111

7市丸聡、4小嶋寛之、72島田利法、10宮崎敏の4人がシリーズチャンピオンの可能性がある状態で最終戦を迎えるAE111 LEVIN/TRUENOクラス。予選から白熱したバトルが繰り広げられる。ポールポジションを決めたのは7市丸。続いて27新山いわお、4小嶋となった。決勝では今年のチャンピオンシリーズの締めを飾るこのレースはかなり面白い展開となる、チャンピオンの可能性が残されていた5番手スタートの10宮崎がスタート直後一コーナーでコースアウト。オープニングラップでストレートに戻ってきた順位こそ7市丸、27新山、46太田侑也の順だったが、次の周には46太田、27新山、7市丸の順位に入れ替わる。6週目にはファステストラップをたたき出した4小嶋が3位のポジションに上がってくる。上位陣のバトルがかなり激しい27新山が46太田を抜かしたかと思えば、すぐに抜き返し、72島田も12番手スタートから6位まで追い上げるという見ごたえのあるレースだ。最後にチェッカーをトップで受けたのは27新山、次に46太田、7小嶋の順となった。


第6戦ランキング
Rank Name
1 新山 いわお
2 太田 侑弥
3 小嶋 寛之
年間ランキング
Rank Name
1 市丸 聡
2 小嶋 寛之
3 島田 利法
4 太田 侑弥
5 新山 いわお
6 宮崎 敏


 

N1000/N1400/DEMIO

N1000

ここまで2回優勝し、シリーズポイント同率1位の位置に付けている7深沢雅文が予選をクリア出来ずに、もう一人のポイントリーダーとなっている27舟木宏にとっては、チャンピオンが狙いやすくなったN1000クラス。9:00過ぎの予選開始時間には小雨だった天気だが途中から雨が本降りとなる。ポールをとったのが27舟木、185斎藤孝之、10小西省一と続く、午後の決勝では予選時よりもコースコンディッションはさらに悪くなりスタート直後にコースアウトするマシンが続出。コンスタントラップを重ねるのもかなり辛いコンディションだ。そんな中、ポールから快調にトップを守りきった27舟木がそのままチェッカーを受けた。舟木は「厳しいレースでしたが何とか守りきりました。大変嬉しいです」と語った。


第6戦ランキング
Rank Name
1 船木 宏
2 斉藤 孝行
3 小西 省一
年間ランキング
Rank Name
1 船木 宏
2 深沢 雅文
3 島崎 三樹彦
4 石綿 龍之助
5 河原 まさゆき
6 斉藤 孝行


N1400

エントリー台数29台と今日のレースでも一番台数の多いN1400クラス。27台のEP82 スターレットと2台のGA2シティで争われているクラスだ。ここまでのシリーズランキングは21大竹直EP82の56p、36しむらひろふみGA2の47p、89馬杉秀明EP82が34pと続く、今回のレースで21大竹が3位以上に入るとチャンピオンは決まってしまうが、予選でトップタイムをたたき出したのは36しむら。一方21大竹は18位スタートという厳しい位置。決勝では雨に加えて霧も徐々に降りてきて、視界が悪くなってくる、コースを外れるマシンも続出という悪コンディッションの中、スタートから飛び出した36しむらが逃げ切りで優勝を決めた。また、2位以下の争いはかなり面白いものとなる。スタート直後には2番手スタートの69阪本真人と29小山雄一のバトルが、その上21大竹がポイントトップの意地をかけて周回ごとに順位を上げてくる、結果は11台抜きの7位でゴールした。


第6戦ランキング
Rank Name
1 しむら ひろふみ
2 小山 雄一
3 大関 敏之
年間ランキング
Rank Name
1 しむら ひろふみ
2 大竹 直
3 馬杉 秀昭
4 冥賀 直文
5 大竹 延佳
6 吉井 豊


DEMIO

参加台数が3台という少々寂しいDEMIOクラスはN1000クラスとの混走で行なわれている。前戦でシリーズチャンピオンを決めた50辻戸伸公がこのレースでも総合7番手のタイムでDEMIOクラスのポールポジションを獲得。2番手にはコンマ0.5秒差で14近藤貴久、三番手に103の堀田修と続く。決勝は50辻戸が14近藤と6〜8秒差で周回を重ねるが、ラスト2週になってストレートに先に戻ってきたのが14近藤、しかし、ラストラップで50辻戸が抜き返し50辻戸、14近藤、103堀田の順で最終戦を終えた。


第6戦ランキング
Rank Name
1 辻戸 伸公
年間ランキング
Rank Name
1 辻戸 伸公
2 近藤 貴久
3 R.P.M/H
(都築稔)


   

NA1600/N1600

NA1600

この混走レースの中でも一番タイムが早いNA1600。77なかむらたかひろがシリーズチャンピオンを決めている。最終戦でポールポジションを押さえたのも77なかむらたかひろだ。しかし決勝レースでは絶好のスタートで飛び出した予選2番手からの36椎野雅之に先行を許してしまう。周回を重ねるごとに徐々にタイム差を広げていくが、コースコンディションがかなり悪くなってきているので差を広げても気が抜けないレースとなっている。それでも12周のレースが終わる頃には20秒近いタイム差をつけて堂々のチェッカーを受けた。2位には77なかむら、3位には73小宮伸介が入った。表彰台でのインタビューでは36椎野は「なかなか、なかむらさんに勝てなかったので、本当に嬉しい!」と語り、3位に入った73小宮は「ようやく今年になって始めて表彰台に立てました」と話していた。


第6戦ランキング
Rank Name
1 椎野 雅之
2 なかむらたかひろ
3 小宮 伸介
年間ランキング
Rank Name
1 なかむらたかひろ
2 椎野 雅之
3 高橋 賢一
4 秋元 優範
5 小宮 伸介
6 なかむら ともき


N1600

ここまでシリーズポイントトップにつけて最終戦に望んだAE92の3新間伸子が、予選でも魅せてくれたN1600クラス。終了5分前ほどに出していたAE86の24山口崇のタイムでこのまま順位が決まりそうな気配だったが、ラスト2分でそれまでの自己タイムを一気に10秒、24山口のタイムより2秒ほどアップして3新間がポールポジションをゲット。決勝では三番手スタートの4安藤竜也に2周目に先を行かれてしまう。4周目には24山口にも抜かされ、3新間は三位に落ちてしまうが、残り3周で24山口を、ラストラップで4安藤を抜き返し、ポールtoウィンでシリーズチャンピオンを手にした。2位にはやはりラスト2周で追い上げた60大久保聡が入った。表彰台で新間は「最高の気分です。4番手に落ちてしまったのはこっちの人(60大久保)に押し出されて・・・じゃなくて、私が勝手に回りました」と周囲を笑いに誘う余裕も。


第6戦ランキング
Rank Name
1 新間 伸子
2 大久保 聡
3 安藤 竜也
年間ランキング
Rank Name
1 新間 伸子
2 大久保 聡
3 山口 崇
4 安藤 竜也


   

ロードスターカップ

年間ランキング

NA6CE
Rank Name
1 吉川 渉
2 深谷 義宣
3 入江 直
4 河西 敏秋
5 唐木 賢司
6 八田 新一
7 毛塚 広幸
NA8C
Rank Name
1 増田 真彦
2 森脇 晴紀
3 草野 俊博
4 大竹 美枝子
5 三上 聡康
6 佐々木 誠司

NB8C
Rank Name
1 野地 豊和
2 佐藤 匡輔
3 相澤 雅尚
4 藤巻 信雄
5 赤石沢 清人
6 川本 康樹

   

FJ1600

年間ランキング

Rank Name
1 早野 光宣
2 河津 光晴
3 藤田 祐貴
4 藤原 大樹
5 伊藤 聡
6 岸 良一

   

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