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2006/9/17Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第4戦 ダイジェスト



ロードスターカップ

佐藤匡輔が初ポール・トゥ・ウィンを達成!
「天にものぼる気持ちです・・・」(佐藤)

予選総合トップはNB8C佐藤匡輔、これに藤巻信雄、野地豊和が続き、4番手は吉田健太郎。決勝は佐藤がホールショットをとるが2周目には後続の猛追をおさえきれず3番手にさがる。トップは藤巻、2番手は吉田。が、あきらめない佐藤は3周目で吉田がミスした隙に2番手へ浮上、さらに5周目で藤巻をかわしトップを奪い返す。藤巻も追撃の手を緩めず佐藤を猛プッシュ、2台は激しいバトルを展開。しかし6周目で藤巻がスピン!これで勝負は決まり、佐藤が逃げ切って初優勝した。「天にものぼる気持ちです(笑)」(佐藤)。2位は予選17番手からジャンプアップした采女秀樹、野地は3位につけてポイントリーダーをキープ。NA8Cは増田真彦、NA6CEは入江 直が優勝した。


NA6CE
Rank Name
1 入江 直
2 吉川 渉
3 廣江健一郎
NA8C
Rank Name
1 増田真彦
2 森脇晴紀
3 草野俊博
NB8C
Rank Name
1 佐藤匡輔
2 采女秀樹
3 野地豊和






AE101/MR2/N1600/NA1600/SILVIA

シルビア2台が真っ向勝負!
クラスの存続をかけて走る男、千代田がうれしい初優勝!!

シルビアは2台のエントリーながら千代田秀夫と西田広一郎が白熱したバトルを展開。最後に勝ったのは千代田。「シルビアクラスが存続するよう参戦を続けていますが、やっと勝てました!」(千代田)。NA1600は開幕より全勝のなかむらたかひろが優勝、早くもチャンピオンが確定。「今回はN1400とのWエントリーで、椎野さんも速くて、ほんとにキツかった」(なかむら)。AE101はMR2勢との競り合いを演じた朝倉潤司が前回に続き優勝。「異車種どうしのバトルも楽しいですね。狙うはチャンピオン!」(朝倉)。MR2はポールの柳本文彦がエンジンブローでリタイヤ、中村 徹が優勝。N1600は大久保 聡がポール・トゥ・ウィンを飾った。


AE101
Rank Name
1 朝倉潤司
2 石川真人
3 加賀正広
MR2
Rank Name
1 中村 徹
2 谷田伸行
N1600
Rank Name
1 大久保聡
2 山口 崇
3 石野博也

NA1600
Rank Name
1 なかむらたかひろ
2 秋元優範
3 なかむらともき
SILVIA
Rank Name
1 千代田秀夫
2 西田広一郎
 


 

N1400

スターレットの大竹VSシティのしむら
最後の最後で勝利の女神が微笑みかけたのは・・・?

予選トップは吉井 豊、2番手は岩崎興吾、3番手に前回のウィナー大竹 直がつける。決勝は岩崎がホールショットを奪うも2周目にコースアウト、その後は予選4番手の冥賀直文を先頭に吉井、大竹、シティを駆るしむらひろふみの4台がトップでスリップ合戦を展開。10周レースの7周目、大竹がホームストレートで吉井、冥賀を抜いてトップに立つ。ここでしむらも2番手へ。終盤は大竹としむら、スターレット対シティの熾烈なトップ争いとなる。最終周、最終コーナーを立ち上り2台はストレートで並び、ほぼ同時にゴール!0.032秒の僅差で大竹が優勝した。「前回にもましてキツかった!」(大竹)。「気温が下がればシティで優勝も夢じゃない。次回が楽しみ」(しむら)。


Rank Name
1 大竹 直
2 しむらひろふみ
3 冥賀直文


 

AE111

「今日は勝つ、最初から攻める」
市丸 聡が1位を死守、富士初勝利をつかむ

予選トップはポイントリーダーの市丸 聡。市丸は富士で未勝利、今度こそ優勝をあげることがかなうか? 迎えた決勝、市丸はスタートで出遅れ3番手へさがるも2周目にはトップへ返り咲く。その後ろでは島田利法、小嶋寛之、宮崎 敏らが2位争いを展開。4周目、小嶋が2台を抜いて2番手に浮上すると今度はトップの市丸に追い迫り、後半は市丸と小嶋の一騎打ちに。が、小嶋のアタックを市丸は断固としてガード、最後までトップを死守し富士初優勝をつかんだ。「先輩とつくったこのクルマで早く優勝したかった。今日は勝てる位置にいる、だから絶対に勝つ、最初から攻めていこうと思いました」(市丸)。「悔しいけど、いつも5位なので表彰台に上れてよかった(笑)」(小嶋)。


Rank Name
1 市丸 聡
2 小嶋寛之
3 島田利法
 

 

ロードスターレース

西の3強が表彰台を占領!
マナブ・的場・坂田の暴走は止められない!?

決勝はマナブ、的場通夫、坂田竜一ら西勢が団子になってトップ争いを演じた。予選ポールはマナブ、決勝もホールショットをとるが今回は的場、坂田の食いつきが強く、いつものように独走態勢へ持ちこむことができない。しかも後半に雨が降り出すと「雨は得意やねん」という坂田が俄然、元気づいてマナブを手こずらせる。レース終盤は的場がマナブを、坂田が的場を追う形になるが、最後はマナブが辛くも1位でゴール!2位は的場、3位に坂田がつけ、西トリオが表彰台を独占する形となった。「ほんまきびしかった!1コーナーでいちいち二人が絡んでくるから・・・」(マナブ)。「ま、実力どおりの順位やな」(的場)。「4位の星野さんを抑えられてよかったわ〜」(坂田)。


Rank Name
1 マナブ
2 的場通夫
3 坂田竜一
 

 

FJ1600

水煙を巻き上げ首位快走!
雨を味方につけた藤田祐貴が念願の初優勝!!

決勝直前、本降りとなった雨のためレースは1周短縮の9周で開催。この雨がひとりのドライバーに大きく味方した。予選ポールは2連勝の早野光宣、2番手は河津光晴。決勝スタートはグリッド1列目のふたりが出遅れ、トップは予選4番手の藤原大樹。しかし3周目、藤原に予選5番手の藤田祐貴が追い迫る。「雨は大の得意!」の藤田は4周目には藤原をパスしてトップに立ち、後ろを離していく。いっぽう藤原の後ろに今度は早野が迫り、2台で2位争いを展開。早野はファステストタイムをマークし藤原を攻めたてるが8周目100Rでオーバーラン、藤原に逃げられてしまう。結果、藤田が念願の初優勝、2位藤原、3位早野となった。「予選は失敗したけど雨が味方になりました」(藤田)。


Rank Name
1 藤田祐貴
2 藤原大樹
3 早野光宣
 
 

 

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