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2006/7/16Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第3戦 ダイジェスト



ロードスターカップ

三つ巴のバトルを制し野地が初優勝!
「うれしいより、すごく楽しかった!」(野地)

予選は「前半、路面がぬれる前にアタックできた」NA8Cの増田真彦がNB勢を制し、3クラス総合トップに立つ。「決勝はウェットなら勝ち目ある」と念願の総合優勝を狙うが、迎えた決勝はドライ。1位は野地豊和、相澤雅尚、藤巻信雄らNB勢で争われることに。8周レースの5周目、3台は団子状態で1コーナーへ飛びこみ、先頭で立ち上がったのは野地。ここで野地は前へ逃げ、残りレースは相澤と藤巻の2位争いがヒートアップ! 最終周、ヘアピンで前へ出たのは相澤、その後も藤巻は執拗にしかけるが、相澤は譲らず。結果は野地がうれしい初優勝、2位相澤、3位藤巻となった。増田は総合5番手とNA8Cでは相変わらずの断トツ1位に。NA6CEは入江直が優勝した。


NA6CE
Rank Name
1 入江 直
2 深谷義宣
3 河西敏秋
NA8C
Rank Name
1 増田真彦
2 草野俊博
3 大竹美枝子
NB8C
Rank Name
1 野地豊和
2 相澤雅尚
3 藤巻信雄






AE101/MR2/N1600/NA1600/SILVIA

N1600は紅一点の新間と大久保が熱いバトル
最後にハッピースマイルを見せたのは新間!

N1600クラスは新間伸子と大久保聡が熾烈なトップ争いを展開。勝負が決したのは最終周、1コーナーで新間がインから大久保をかわして優勝!「バトルはキツかったけど、すごく楽しかったです!」と新間はニッコリ。NA1600の予選ポールは、なかむらたかひろ。決勝はスタートで出遅れるも、中盤には難なくトップに立ち、そのまま優勝。変わらぬ強さを見せつけた。AE101は、これまでロードスターに参戦していた朝倉潤司が初挑戦で初優勝。「初の車、初のFFでしたが天気に助けられました(笑)」(朝倉)。MR2で優勝した柳本文彦は、「もっと台数を増やしたいね。MR2はキビキビとして速く、乗って楽しい車。誰か出ませんか(笑)」。シルビアは西田広一郎が優勝した。


AE101
Rank Name
1 朝倉潤司
2 オカヤス トシユキ
MR2
Rank Name
1 柳本文彦
N1600
Rank Name
1 新間伸子
2 大久保聡

NA1600
Rank Name
1 なかむら たかひろ
2 高橋賢一
SILVIA
Rank Name
1 西田広一郎
 


 

N1000/DEMIO

船木(52才)と深澤(50才)の「おやじドライバー」が一騎打ち!?
最後は深澤が2連勝をマーク!

ホールショットは船木宏、これに続くは深澤雅文。トップ争いは、合わせて100才以上のベテランドライバーである2人に委ねられた。序盤から2台は激しい攻防を繰り広げ、10周レースの6周目、2台は横並びで1コーナーへ進入、深澤がインからトップを奪う。その後も船木の猛襲はゆるむことなく、2台はもつれあったまま最終周へ突入。しかし船木の抜き返しはかなわず、深澤が2連勝、船木は悔しい2位で終えた。「正直やられるかと思った!」(深澤)、「次はゼッタイに深澤さんに勝つ」(船木)。またその後ろでは3位争いも激しく、島崎三樹彦と大野智武がサイド・バイ・サイドでチェッカー目がけて疾走。ゴールの瞬間、わずかに前へ出たのは島崎だった。


N1000
Rank Name
1 深沢雅文
2 船木 宏
3 島崎三樹彦
DEMIO
Rank Name
1 辻戸伸公


 

AE111

「決勝はスタート勝負」の太田がレースを制す
「やっぱりドライは太田さんが一枚上手です(笑)」(市丸)

ウェットの予選では市丸聡がポール、2番手は太田侑弥。ホールショットは市丸が奪うも、2周目には「決勝は序盤勝負!」の言葉通りに太田がトップに立つ。市丸は3番手に下がり、かわって藤木 学が2番手に浮上。その後トップ争いは太田と藤木に委ねられ、市丸と新山いわおが2位を争う。しかしレース後半、ペースがあがらない藤木に新山と市丸が追い迫り、3台がもつれあう形に。この機にまんまと逃げる太田。そして最終周の1コーナー、新山と藤木が激しいブレーキング競争の末にそろってアウトへふくらむと、その隙に市丸がインをさして前へ。結果、太田が優勝、2位市丸、3位は新山となった。「藤木君が前半でタイヤを使っていたから後半逃げることができた」と太田。


Rank Name
1 太田侑弥
2 市丸 聡
3 新山いわお


 

N1400

ツワモノたちが今年も集結!
開幕戦は昨年惜しくもチャンピオンを逃した大竹が制す

チャンピオンの大竹直を始め、昨年上位を争っていたドライバー陣が顔をそろえた開幕戦。ワンミスが命とりになるシビアなレースとなった。予選ポールは大竹、2番手には岩崎興吾がつける。決勝は、スタートで大竹が出遅れ順位をさげるも、中盤にはトップへ。その背後には岩崎が張りついて目を光らせる。岩崎が勝負に出たのは最終周1コーナー、ここで大竹は辛くも首位をキープ、2台は連なって最終コーナーを立ち上がる。スリップを使わせまいとする大竹、あきらめない岩崎。最後は大竹が僅差でポール・トゥ・ウィン、2位は岩崎。「毎度ながら疲れる!去年の成績がプレッシャーでしたが、勝てて良かったです」(大竹)。3位はシティのしむらひろふみが入賞した。


Rank Name
1 大竹 直
2 岩崎興吾
3 しむら ひろふみ
 

 

FJ1600

藤田の猛追をかわし早野が2連勝!
「目標はFCJ。次もがんばります!」(早野)

スタート直後のクラッシュで赤旗中断となり、10周で行われた決勝レース。再スタートでいっきにポジションをあげたのは早野光宣で、6番手から2番手に浮上。2周目にはトップに立つ。2番手は昨年FJ1600オートポリス シリーズチャンピオンの大塚隆一郎、その後ろには予選5番手の藤田祐貴が迫る。4周目、大塚はクラッチトラブルでペースがあがらず、藤田に2番手を譲る形に。藤田はさらにトップの早野に歯牙をかけ、残りレースは2台の熾烈な首位争いとなった。最終周、2台はサイド・バイ・サイドのバトルを展開。しかし最終コーナーを先に立ち上がったのは早野で、そのまま1位チェッカー。藤田は2位、大塚は最後まで3位を守りきった。「目標はFCJ。次も頑張ります!」(早野)。


Rank Name
1 早野光宣
2 藤原大樹
3 大塚隆一郎
 
 

 

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