INFORMATION 印刷する

2006/5/21Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦 ダイジェスト



AE101/MR2/N1600/NA1600/SILVIA

各クラスともトップが圧勝!
NA1600はパワーアップしたなかむら たかひろがトップを暴走!?

NA1600は、ディフェンディング・チャンピオンのなかむら たかひろが、2番手・椎野雅之に2秒042の差をつけてポール獲得。決勝でも断トツのトップでチェッカーをくぐり抜けた。「去年は燃費などの問題で思いきったレースができなかった。今年はマシンの状態が良いので、残りレースも全開で勝負したい」。一方の椎野は、一時はなかむらともきに先行を許すも、中盤、なかむらともきがエンジン・トラブルでピットインすると2番手に返り咲き、残りはミスのない走りで2位表彰台へ。他のクラスも、AE101は太田侑弥、MR2は柳本文彦、N1600は新間伸子が、それぞれ圧勝!シルビアは唯一の参戦となった千代田秀夫が完走している。


AE101
Rank Name
1 太田侑弥
2 石川真人
3 下川 朗
MR2
Rank Name
1 柳本文彦
2 谷田伸行
3 中村 徹
N1600
Rank Name
1 新間伸子
2 石野博也
3 安藤竜也

NA1600
Rank Name
1 なかむら たかひろ
2 椎野雅之
3 高橋賢一
 
SILVIA
Rank Name
1 千代田秀夫






ロードスターカップ

クラスを超えたバトルがヒートアップ!
NBの相澤にNA8C増田が牙をむく!?狙うは総合1位

賞典はクラス別だが、総合でのバトルも熱いこのレース。予選総合トップは、NB8Cの相澤雅尚、2番手はNA8Cで圧倒的な速さを誇り、「総合1位を狙う」増田真彦、3番手にNB8Cの新井敏克がつけた。決勝は、予選タイムわずか0.034秒差の相澤、増田がトップを奪い合う展開となる。ヘアピンで前へ出る増田、ストレートで抜き返す相澤、2台は絡みながらファイナルラップへ突入。しかし、ここで増田は「もう1周ある」と周回数を誤算、最後は相澤が総合1位でチェッカーとなった。総合3位はNB8Cの野地豊和。野地は予選3番手のタイムを出すも、ホワイトラインカットのペナルティで6グリッド降格、決勝は「必ず3位に戻る!」と追い上げをはかり、見事達成。NA6CEは八田新一が優勝した。


NA6CE
Rank Name
1 八田新一
2 宮崎健一
3 吉川 渉
NA8C
Rank Name
1 増田真彦
2 森脇晴紀
3 三上聡康
NB8C
Rank Name
1 相澤雅尚
2 野地豊和
3 新井敏克


 

ロードスターレース

西の強兵が一挙襲来!? 巧者マナブ、
粘りの的場に、東のホープ・星野宏元が斬りかかる!?

西の三強、マナブ、的場通夫、坂田竜一が一挙に押しかけた開幕戦。予選はマナブがポール、2番手は星野宏元、続いて的場、坂田の順に。決勝では、スタート後の混乱で坂田が後方へさがってしまう。マナブは最初の1、2周こそ的場にトップをゆずるも、3周目には首位に立ち、最後は涼しい顔でさすがのポール・トゥ・ウィン!その後ろでは、「断固、2位を死守!」と執念の的場、「何としても前へ!」と燃える星野が熱い2位争いを演じた。最終周、2台は並んでコントロールラインを通過!わずかに前へ出たのは星野で、西勢のワンツー・フィニッシュを阻んでみせた。「エンジンブロー覚悟で、最後は4速のまま引っ張りました(笑)」(星野)。


Rank Name
1 マナブ
2 星野宏元
3 的場通夫


 

N1000/DEMIO

N1000はベテラン深澤が貫禄のポール・トゥ・ウィン
デミオは辻戸が総合2位でクラス優勝!

今年N1000はヴィッツのECUが純正となったため、デミオとのタイム差が縮まり、両者が上位で混走する展開に。N1000の予選ポールは、ベテランの深澤雅文。デミオは辻戸伸公がポール、2番手はR.P.M/Hがつけた。決勝では深澤がホールショット、これにR.P.M/H、辻戸が続く。その後も深澤はトップを独走して優勝!いっぽう、R.P.M/Hはエンジン不調で後方へ下がり、かわって、グリッドはR.P.M/Hの後ろにいたN1000の島崎三樹彦が浮上。最終周には2番手辻戸の背後をとらえ、ネッツコーナーで前へ出る。しかし、続くホームストレートで辻戸が島崎のスリップにつけ、抜き返しに成功!辻戸がクラス1位、総合2位でチェッカーとなった。


N1000
Rank Name
1 深沢雅文
2 島崎三樹彦
3 石綿龍之助
DEMIO
Rank Name
1 辻戸伸公
2 R.P.M/H(都築 稔)
3 近藤貴久


 

AE111

市丸と宮崎が熾烈なバトル! 勝利は宮崎の手に
「次はチームメイトの藤木と同時ゴールを目指します!」(宮崎)

予選ポールは藤木 学、2番手に宮崎 敏、3番手は市丸 聡がつける。決勝レース、序盤はこのトップ3台が4番手以降を後ろに離し、三つ巴の争いを演じた。中盤、宮崎が先頭の藤木に詰め寄るが、ダンロップコーナーの進入でアウトにふくらんでしまうと、そのすきに藤木は前へ。藤木を逃した宮崎に、今度は市丸が襲いかかる。迎えた最終周、2台は並走して1コーナーを駆け抜けていき、300Rで前へ出たのは宮崎。市丸はあきらめず抜き返しをはかるが、かなわず。なお藤木は安全規定違反で失格となってしまい、結果は宮崎が優勝、市丸が2位となった。「次戦の目標は、チームメイトの藤木と同時ゴールです(笑)!」(宮崎)。


Rank Name
1 宮崎 敏
2 市丸 聡
3 島田利法
 

 

FJ1600

スタートから混乱!? 波乱のレースを富士初挑戦の早野が制す。
井川は手堅い走りで2位に

スタート直後の1コーナーで複数台のクラッシュが発生、ポールの後藤優太郎がリタイヤとなる。この混乱をかいくぐり、15周レースの2周目には予選4番手の早野光宣がトップに、2番手には予選8番手の藤田祐貴が浮上。これに井川高博が続く。その後、早野と藤田は激しくトップを争うが、中盤には早野が逃げるかっこうに。レース後半は藤田と井川が2位を争う。12周目、井川は1コーナーで藤田をかわすことに成功。最後は早野が優勝、2位井川、3位は、予選4番手からスタート後の混乱で8番手まで順位を下げ、追い上げた藤原大樹。4位は予選10番手から追い上げた伊藤聡となった。「富士は今回初めてでしたが、決勝でラインをつかみました。次はもっとタイムを詰められるはず」(早野)。


Rank Name
1 早野光宣
2 井川高博
3 藤原大樹
 
 

 

pagetop
COPYRIGHT (c) FUJI INTERNATIONAL SPEEDWAY CO., LTD.