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2005/6/19Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦ダイジェスト



LEVIN/TRUENO AE111

完璧なマシンで太田がポール・トゥ・ウィン
ルーキー高木は「第2戦は必ず勝つ」と太田に宣戦布告

これが新コースでの初戦とは思えないほど、ばっちりクルマのセットを決めてきた太田重茂が無敵のポール・トゥ・フィニッシュ。その後ろでは、高木崇と市丸聡が激しい2位争いを展開した。決着がついたのは、まさにチェッカーの瞬間、高木がほんのわずかに市丸の前へ出てゴールを決めた。その差0.07秒。高木はこれが当カテゴリー初挑戦、しかも富士は前日に走行したのみと言う。第2戦、要注目の選手だ。


Rank Name
1 太田重蔵
2 高木 崇
3 市丸 聡






2位に3秒差をつけてポール・トゥ・ウィンで優勝を飾った太田重蔵! ベストラップを出すも2位となり、次戦必勝を誓った高木崇

NA1600/N1600

勝利の女神は、一人の選手に大きく味方した
最後尾スタートから優勝をもぎ取った、高橋の完璧な逆襲劇

決勝で注目されたのは、予選タイム2番手を出しながらも、ピットレーン速度違反により最後尾スタートとなった高橋賢一の逆襲劇。レースではPPのなかむらたかあき、予選2番手の椎野雅之がマシントラブルによりペースダウン、その後ろから高橋が猛烈な追い上げをはかる。そして残り3周、なんと高橋はトップまで上りつめ、まさかの優勝。表彰台では「出来すぎ、最高!」と満面の笑顔を見せた。


NA1600
Rank Name
1 高橋賢一
2 野口和男
N1600
Rank Name
1 大久保聡
2 伊藤俊治


 
最後尾スタートから破竹の追い上げを見せ、見事優勝した高橋賢一! N1600クラス予選1位、2位に約9秒差を付けてクラス優勝の大久保聡

N1000/N1400/DEMIO

村田&藤川の三茶白鳥コンビに大竹が立ちはだかる
藤川は4年ぶり表彰台へ

2番グリッドの大竹直がホールショットを奪うも、4周目、村田賢が大竹のスリップについてトップを奪う。さらに5周目、村田と同チームの藤川雅彦がヘアピンで大竹のインをさす。その後は、藤川と大竹による激しいスリップ・バトルに。7周目の1コーナー、今度は大竹が藤川の前へ出るが、2台はもつれ合ったままファイナル・ラップへ。最後は村田が余裕のチェッカー、僅差で大竹が2位となった。


N1000
Rank Name
1 福村憲一郎
2 山口浩昭
3 嶋田直勝
N1400
Rank Name
1 村田 賢
2 大竹 直
3 藤川雅彦
DEMIO
Rank Name
1 辻戸伸公
2 近藤貴久
3 わたなべまさき


 
3番グリッドから4周目トップを奪い、逃げ切って優勝した村田賢! サーキットレコードを塗り替え、N1000クラス優勝を飾った福村健一郎!

FJ1600

練習・予選・決勝と波に乗った前川忠洋がポール・トゥ・ウィン
デジスポーツ2台が表彰台に

ポールの前川忠洋が、決勝でもスタートを決めて首位を独走、1勝をあげた。2位は、予選でセッティングが合わず4番手スタートとなった後藤優太郎。セットを変えて臨んだ決勝では、マシンは改善されるも「今日の前川君には追いつけなかった」と悔しいコメント。3位の木村孝治は、5番手スタートから4周目で3番手・井川高博の背後をとらえ、5周目のホームストレート・エンドでパス、入賞を果たした。


Rank Name
1 前川忠洋
2 後藤優太郎
3 木村孝治


 
ポール・トゥ・ウィンでリニューアル第1戦の優勝を手にした前川忠洋! セッティングに苦しみながらも2位に入った後藤優太郎

ロードスターレース

西の的場を討て!? 東の意地と師匠の威光を見せつけた佐々木の熱い走り
弟子あすかの追い上げも注目

予選トップは、西から遠征してきた的場通夫。これに続くは女性ドライバーあすか、3番手はあすかの走りの師匠、佐々木義正。決勝は、序盤であすかがスピンを喫し、トップ争いは的場と佐々木の手に委ねられた。勝負がついたのは最終ラップ、ホームストレートで佐々木が的場をかわし、さらには3番手の大井正伸までもが的場をパス。佐々木が優勝を飾り、2位大井、的場3位、あすかは見事8位まで追い上げを見せた。


Rank Name
1 佐々木義正
2 大井正伸
3 的場通夫
 

 
最終ラップストレートで的場をかわし、優勝を飾った佐々木義正! 最後まで諦めない粘りの走りで的場を抜き、2位となった大井正伸

ロードスターカップ

新生富士はチャンスの宝庫!?
開幕戦から34台がエントリー、激しい混戦を初優勝組が制す

NA6CEクラスは、「開幕戦で勝てば名を残せると思って、とにかく走りこんだ」安井忠史が、うれしい初優勝を遂げた。NB8Cクラスの新井敏克も、背後から激しいプレッシャーをかけ続ける佐藤匡輔を最後まで押さえきり、見事、初の表彰台真ん中に。そしてNA8Cクラスを制したのは、斉藤嘉浩。「NBクラスの混戦に巻き込まれて、特にコーナーでは苦戦したけど、有言実行で勝ててうれしいです」(斉藤)


NA6CE
Rank Name
1 安井忠史
2 三枝孝志
3 深谷義宣
NA8C
Rank Name
1 齋藤嘉浩
2 福原和明
3 上条大介
NB8C
Rank Name
1 新井敏克
2 佐藤匡輔
3 石渡幸治


 
NA6CEクラス予選トップから、うれしい初優勝を遂げた安井忠史 NA8Cクラスでは、有言実行で優勝した齋藤嘉浩

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