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2012/5/20  Sun 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦 ダイジェスト


AE111 第2戦

 予選でポールポジションの座を決めたのはポイントリーダーの7号車C千葉千自総大エンドレスレビンの市丸聡、2’02,060のタイム、そこに続くのは22号車IDIマルヨシ・フルスロレビンの宮崎敏、90号車千自総大ロフティPハートトレノの本吉正樹の順。このクラスも毎回強豪揃いで激しい上位争いの見られるレースが続いているが、今回もまたそのような展開になりそうなメンバーが揃っている。
スタート直後の1コーナーで前を押さえたのは22宮崎。しかし2周目のプリウスコーナーで7市丸が奪い返す。上位5台が一秒以内という予想どおり激しい展開、5番手スタートの77号車SPM☆μ☆UETAKEトレノのなかむらたかひろが、じわじわと順位を上げて5周目にはトップの座に立つ、その後も各所で上位5台がダンゴ状態で激しいバトルが繰り広げられ、一時は5番手になった7市丸もまた徐々に順位を上げ、10周のレースでチェッカーを受けた順は、77なかむら、7市丸、90本吉という結果になった。
曇りながらも時折雨が落ち、気温よりも案外蒸し暑いこの日の富士だが、やはりレース終了後にはドライバー達は汗だくで戻ってきた。77なかむらは「次戦に赤鬼4号車(昨シーズンのチャンピオン太田侑弥)が出てくるというので、何とか今回は今シーズン初優勝を決めたくて頑張りました!」と話している。シーズンの折り返し地点でシリーズポイントは7市丸が36P、77なかむらが35P、後半も熱いレースが続きそうだ。


Rank Car No. Name
1 77 なかむら たかひろ
2 7 市丸 聡
3 90 本吉 正樹
4 78 冥賀 直文
5 22 宮崎 敏
6 46 浅野 哲夫

 

Super FJ / FJ1600 第4戦

 前レースのロードスターレースまで降っていた雨もこのクラスがスターティンググリッドに付く頃には徐々に小雨に変わり、フォーメーションラップが始まる頃には完全に上がったが、路面はまだハーフウェット状態、12周のレースの中でどれだけ条件が変わっていくか、ドライバーにとって難しいレースになりそうだ。
予選でトップタイムを出したのはポイントリーダの1号車LEYJUN筑波ガレージ10VのOSAMU、フロントローのグリットに並ぶのはシリーズポイントも2位で続く75号車B-MAXイエローダック10Vの上別府将司。FJ1600クラスは今シーズンはF4に参戦している0号車ヒトムZAPエクシズ関口96の渡辺義人がスポット参戦でポールからのスタート。1周目でトップの1 OSAMUに続き今回は4番手スタートで第2戦ウィナーの58号車Rnスポーツ尾川KKS2制動屋の石川京侍が2番手で戻ってきた。その後もこの2台の激しいトップ争いが続き、その後ろでは4台が3位争いを終始繰り広げていた。
結果表彰台に上ったのは75上別府だった。FJ1600は0渡辺がポールトゥウィンとなった。優勝した1号車OSAMUは「マシンなどいろいろ細かい調整などを重ね勝てたけれど、何だか気分的にはまだ負けているような気がします」と話し、手放しで喜ばずにまだまだ向上させるところを見つけたいといったコメントだった。FJ1600渡辺は「コースレコードを狙って参戦したのですが、ウェットコンディションで残念。今年はF4を全戦やっているので、今回のショートレイアウトだけ狙って出てきました」と話していた。

Super FJ

Rank Car No. Name
1 1 OSAMU
2 58 石川 京侍
3 75 上別府 将司
4 36 太田 達也
5 41 今井 龍太
6 56 陣川 雄大

FJ1600

Rank Car No. Name
1 0 渡辺 義人
2 12 北野 正規
3 20 柿島 昭一

 

ロードスターカップ NC / デミオレース 第2戦

 第2戦となるロードスターカップNC/デミオレース、第1戦の2位の8号車ド☆ライダーロードスターの菊池聡がポールポジションを獲得し、開幕戦優勝の21号車新井μおやぢRロードスターの新井敏克がそこに続く、3番手には64号車JOY☆abMoty’sNCの芝本淳とまた今回も接戦になりそうだ。
デミオクラスでは75号車145デミオ改withSKRの西山隆、85号車WAKO’S高岸デミオの奥津智貴、34号車TR-Factoryデミオの常盤岳史の順。決勝スタート時には天候曇り、14:00頃の時点では気温24℃、路面温度28.5℃、気温はそれほど高くなりもののけっこう蒸し暑い。ドライバーには少々厳しいが、マシンやタイヤにはベストな気候となった。
決勝ではやはりロードスタークラスの上位3台に5番手スタートの18号車JOYMotysabロードスターのランマンが加わり2周目に21新井がトップに立ちコンマ差で追いかける8菊池、その背後でも64芝本と18ランマン。デミオではポールの75西山が徐々に2番手以降を引き離しにかかっている。最後まで接戦の続いたロードスタークラスは21新井が逃げ切って優勝、64芝本が最終ラップで2位に入り、8菊池が3位となった。
デミオは75西山が勝利。レース後に21新井は「次回も楽しいレースをしたいです」と話す横から64芝本が「次回は絶対に勝ちます!」と声をかけてゆき、デミオ75西山は「金曜日に車をぶつけちゃったんですが、上手く直って良かったです。次回も連勝できるように頑張ります」と話していた。


NC

Rank Car No. Name
1 21 荒井 敏克
2 64 芝本 淳
3 8 菊池 聡
4 18 ランマン
5 6 横山 護
6 121 Blackmore

DEMIO RACE

Rank Car No. Name
1 75 西山 隆
2 34 常盤 岳史
3 85 奥津 智貴
4 70 古閑 宏

 

N1400 / N1000 / DEMIO (N1)

 本日最後のレースとなったN1400/N1000/デミオ(N1)クラス、午前中の予選でトップだったのはN1400クラスコースレコードを更新した31号車MIDLANDμ日建重機82の黒須聡一、2番手には33号車HMP★東伸★ED★EP82の船木宏。N1000クラスのトップは7号車WEDSアドバンEDヴィッツの松波太郎。デミオ(N1)は阿部組WMデミオRPM/HのR.P.M/Hがトップからのスタートとなる。このクラスも毎回とても激しいレースとなるが、今回もまたとても見どころ満載の激しい争いとなった。
16:45フォーメーション開始の頃には、けっこう暗くなってきてあちらこちらで霧が降りてきているコース上、その中スタートがきられ各車きれいに1コーナーに入っていく。トップで戻ってきたのは33船木宏、周回を重なるごとに4番手スタートの21号車プロμスノコDLスターレットの大竹直が徐々に追い上げて3周目には33船木と並んだ状態でコントロールラインを過ぎてゆく。その直後には26号車すぐるwith東社協青年部EP82の斎藤和実もついている。
N1000は41号車マルチクラフトμヴィッツの佐藤英二、77号車FNKアドバンEDヴィッツ7深沢雅文が終始デットヒート。21大竹が10周のレースを押さえきっての優勝、N1000は41佐藤、デミオは103号車R.P.M/Hが各クラスのウィナーとなった。21大竹は「レース展開も良かったし、今シーズン初めて勝てたのが嬉しい」と話し、41佐藤は「いつも大変なレースです。雨だったのでタイヤの選択など苦労したけれど、上手くいきました」とコメント。


DEMIO RACE (N1)

Rank Car No. Name
1 103 R.P.M/H
2 8 大谷 淳

N1400

Rank Car No. Name
1 21 大竹 直
2 33 舟木 宏
3 26 斉藤 和実
4 12 大沢 雄哉
5 91 上山 敦裕
6 31 黒須 聡一

N1000

Rank Car No. Name
1 41 佐藤 英二
2 77 深沢 雅文
3 51 清水 悠祐
4 32 海野 純也
5 27 山崎 ジン
6 17 比毛 陸

 


ロードスターカップ NA6 / NA8 / NB8 第3戦

 3クラス混走のこのカテゴリー、総合でポールポジションの座を射止めたのはNB8クラス1号車JoyアクレMotys☆NB8の戸田裕一、開幕2連勝でポイントリーダーだ。続いて2番手からスタートとなったのは、NA8クラストップの230号車samsμNA8ロードスターの石渡幸治、こちらも2連勝、NA6クラストップは総合7番手スタートの882号車K2R桑原精肉店IDINA6の杉岡尚人。
15:00のスタートの頃には少し前からシトシトと落ちてきた雨で路面はウェット状態、白く煙ったようなコース上だがきれいにスタートがきられた様子で1コーナーの霧の中に各マシンが消えてゆく。一周目を終えた時点での順位は11戸田、91号車samsμロードスターの神谷誠、230石渡の順、周回を重ねるたびにその順位のまま徐々に差を広げチェッカーとなった。
NA6クラスでは882杉岡がトップチェッカーを受けるも、車両検査で最低地上高不足で失格。クラス2位に入った毛塚が繰り上げ優勝となり、その結果15毛塚がシリーズチャンピオンも手にした。また、シリーズチャンピオンも決めたNB8クラスの11戸田は「今日のレースは完璧ではないものの優勝できて良かったです」と話し、NA8クラス優勝でやはり最終戦を待たずにシリーズチャンピオンとなった230石渡は「嬉しいですが昨年に比べると独走してしまったので、もう少しみんな参加してきてくれるともっと嬉しいかな、総合でも絡めるともっと面白いんだけれどね」と語っていた。


NA6 Class

Rank Car No. Name
1 15 毛塚 広幸
2 124 山本 浩朗
3 23 山川 穣
4 5 入江 直
5 999 鳥居 武史

NA8 Class

Rank Car No. Name
1 230 石渡 幸治
2 60 土屋 潤
3 92 沖田 篤佳
4 88 山田 健介
5 71 山本 純一
6 82 椎名 団

NB8 Class

Rank Car No. Name
1 11 戸田 裕一
2 91 神谷 誠
3 3 羽入 大輔
4 33 田辺 浩一
5 22 山平 健太郎
6 84 大矢 明夫


 


TMSC Vitz Clubman Race 第3戦

 今日最初の決勝レースとなるこのクラス、全5戦で行われる関東シリーズのカテゴリーではここ富士が3戦と筑波サーキットで2戦が行われる。
今回は第3戦となりここまでのポイントリーダーは1号車エンドレスアドバンVitzの村田信博。小雨の落ちる午前中の予選でポールポジションを取ったのが68号車エボレックスIMAGEヴィッツの渡辺圭介、フロントローに並ぶのが1村田、911号車KYC Vitzの横田剛は3番手からのスタートだ。
スケジュール通りに12:30スタートがきられ各マシンが1コーナーに消えていく。ポールからの68渡辺がそのまま抑えてはいるが、トップ4台はかなりの接戦、予選4番手の538号車プラスワンアオキVitzの鈴木太一もここに絡んでいる。レース中盤を迎えてもこの争いは続き、コーナリングの速い1村田がトップにたったりストレートが速い68渡辺が奪い返したりと一時も目を離せないレース展開だ。ファイナルラップの1コーナーで68渡辺が前に出たが、ホームストレートに戻ってくると、ほとんど3台並んでのチェッカーとなったが、優勝したのは68渡辺、コンマ差で911横田、1村田という順位で白熱したレースは終了した。
68渡辺は「レース内容も体も熱(暑)かった!、村田さんよりストレートが伸びるとういうのを3周ほどで気付いたので、何とか3ワイドに持っていけるように体力も頭も使いまくりました。ショートレイアウトなのでダンロップコーナーも間違わないようにとかも常に考えていました。疲れたけれどとても嬉しいです」とコメント


Rank Car No. Name
1 68 渡辺 圭介
2 911 横田 剛
3 1 村田 信博
4 538 鈴木 太一
5 13 辰巳 浩一
6 62 斉木 秀明

 

 

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